デルは28日、企業向けデスクトップPC「OptiPlex」シリーズの新製品4機種を発売した。

今回発売されたのは、高性能・高セキュリティ機能と管理性を特徴としたハイエンド製品「OptiPlex 960」、セキュリティ・管理性・信頼性・省電力機能などをバランスよく備えたビジネスメインストリーム製品「OptiPlex 760」、信頼性と運用性を重視したビジネスモデルのエントリー製品「OptiPlex 360」、およびフレキシブル・コンピューティングを実現するクライアント製品「OptiPlex FX160」の4機種。価格はそれぞれ84,138円から、75,055円から、71,875円から、52,118円から。

「OptiPlex 960」

「OptiPlex 760」

「OptiPlex 360」

「OptiPlex FX160」

今回の4製品は、セキュリティ機能の強化とグリーンITを実現する低消費電力化を推し進め、トータルでのコスト削減を実現したモデル。日本ユーザーの要望を受け、筐体を小型化しているのが特徴だ。また、OptiPlex FX160は、同社が新たに提唱する「フレキシブル・コンピューティング」の実現に向けて開発された初のクライアント製品となっている。

これらの製品では、オンラインでのディスクイメージ作成・管理を可能とする同社独自の「イメージダイレクト」が利用できるほか、24時間365日のデルエキスパートセンターによるサポートが受けられる。セキュリティについては、OptiPlex 960/760の2製品でIntel AMT機能に対応し、開閉センサー付き筐体とセキュリティロックが利用できる。さらにOptiPlex 960では、HDD暗号化機能を用意。情報漏洩対策としてPS/2を標準搭載し、USBをdisable設定にして使用できる。

OptiPlex 960/760/360の3製品では変換効率88%の高効率電源を採用し、OptiPlex 960/760はエナジースターに準拠し、EPEATゴールド基準を満たした設計となっている。

このほか、特にハイエンドモデルとなるOptiPlex 960では、Core 2 Duo/Core 2 Quadが採用され、無線LAN、SSD、4ディスプレイ対応のグラフィックスカードを選択可能となっている。