基本的な使い方

AutoStarter v.2.0の設定画面

AutoStarter v.2.0では、時間を逆算する「Set Timer」と時刻に合わせる「Set Time」の2種類の設定が可能となる。3時間後に何らかの処理をしたければ、Set Timerに時間と分を設定する。Set Timeでは、時刻を設定する。毎日午後2時に決まった処理をしたければ、14 hours 00 minと設定し、Repeatのチェックボックスを入れるとよい。

Internet Explorerを毎朝出社前に起動しておく。これを自動化というのは、はばかりもあるが、自動化をまったく経験したことの無い人は、なんだかうれしくなるかもしれない。設定ボタンを押して、参照ボタンを押し、エクスプローラーで"C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe"を指定しておく。これで時刻を設定しておけば、朝PCの前に座ったときにはすでにIEが起動しているのである。

時刻になるとIEが立ち上がる

parameterの部分にURLを入れると開くWebサイトも指定できる

ただ、どうせIEが起動するならば、開くWebサイトも指定しておきたいもの。そういう場合には、パラメーター(parameters)の欄にURLを書いておけば、そのURLが開かれる。ここではパラメーターにマイコミジャーナルのURLを指定し、http://journal.mycom.co.jpと入力する。時間になると、図のようにマイコミジャーナルのトップページが開かれた。

指定した時間に「マイコミジャーナル」が立ち上がる

同様に自動処理でできるものを考えてみるのも楽しい。時間になるとテキストエディタが開く。ライター諸氏ならば、仕事に向かう気になるだろうか?いや、あまり気分が良いものではないかもしれない。決まった時間になるとExcelが開く。これも、どうか。iTunesが朝になると、起動して音楽を再生してくれるというのは、目覚まし時計代わりにいいかもしれない。筆者のiTunesの場所はC:\Program Files\iTunes\iTunes.exeである。これをAutoStarter v.2.0の設定に読み込ませてみた。起動はするが、再生されない。起動だけしても音楽が流れないのであれば、目覚ましにはならない。

起動すれども再生せず