コーエーは、10月23日発売予定のニンテンドーDS向け合戦アドベンチャー『采配のゆくえ』でゲームの肝となるシステム「説得モード」についての情報を公開した。また新たに5名の登場キャラクターの詳細も明らかになった。

ゲームの肝となる「説得モード」

『采配のゆくえ』は、大きく分けて「戦略パート」と「合戦パート」の2つのモードで進行する。そのいずれかのパートでも、武将の思惑を変える必要がある場合、「説得モード」へと移行する。「説得モード」では、プレイヤー、つまり石田三成が対象武将と1対1で、問答を繰り広げることになる。投げかけられる議論に対して、ストーリー中に集めた相手の言葉をアイテム化した「言ノ葉」や、状況に応じて出る選択肢を正しく選択することで相手を説得する。

ストーリー中に相手の言葉から「言ノ葉」を集めていく

適切な「言ノ葉」を選択することで、説得成功へと導いていく

「説得モード」中に、画面右上に表示される「五つの扇」は、説得相手の「聞く気」をあらわす。間違った選択をすると、「扇」がひとつ減り、すべての「扇」がなくなると「説得失敗」となる。基本的に「説得」は何度失敗しても、再度チャレンジすることは可能だが、「合戦パート」中に「説得失敗」すると、「戦意」にペナルティを受けるため、残り「戦意」に注意しておく必要がある。

「説得失敗」になっても再チャレンジは可能

また、ストーリーのなかには、一度も「説得失敗」が許されない説得も存在する。説得に成功することで、相手の武将から新しい情報を引き出せたり、言うことを聞いてくれなかった味方武将が戦場での指示を受け付けるようになったりするなど、ストーリーの進行に大きな影響を及ぼすのだ。

説得中には、相手武将のエピソードが描かれることもある

また、ゲーム中のほとんどの画面において、[R]ボタンを押すことで、数々の「情報」を確認することができる。「情報」の中には、合戦の戦況を解決するうえでのヒントが隠されているものもある。なお、「情報」には以下の3種類がある。

人物 ストーリーに関連する人物の情報を確認できる
所持品 ストーリー進行で手に入れた所持品を確認できる
言ノ葉 武将との会話などで手に入れた重要な言葉を確認できる

所持品や人物の情報については、こまめにチェックしておこう

新たに5人の登場キャラクターをチェック

―歴戦の鬼島津―
島津義弘 (しまづ・よしひろ)

―若き鬼―
島津豊久 (しまづ・とよひさ)

西軍の武将。数々の武勲を誇り、「鬼島津」と恐れられる名将。しかし、「関ヶ原の戦い」では、積極的に戦う様子を見せない

西軍武将・島津義弘の甥。実際に、島津隊の指揮をとっている。伯父・義弘に心酔し、その指示に従って、「関ヶ原の戦い」に参加している。石田三成を嫌っている様子

―策士、暗躍―
藤堂高虎 (とうどう・たかとら)

―勇気凛々と―
お勝の方 (おかつのかた)

東軍の武将。謀略の才能と忍の扱いに長けた、知恵者として知られる。西軍に対して、様々な策をしかける

東軍に所属。徳川家康の妻。兵たちの戦意高揚のため、象徴として「関ヶ原の戦い」に参加したものの、勢いあまって戦場に飛び込んでいく。徳川家康命

―良き友……いまは敵―
田中吉政 (たなか・よしまさ)

東軍の武将。石田三成とは、旧知の仲。お人好しで、やや優柔不断なところがある。なぜか、徳川家康の妻・お勝の方に引きずり回されている

ゲームタイトル 采配のゆくえ
対応機種 ニンテンドーDS
ジャンル 合戦アドベンチャー
発売予定日 2008年10月23日
価格 5,040円
CEROレーティング A (全年齢対象)
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