新作ゲームソフト週間リリース情報(6/25～7/1)--"テイルズ"の最新作がWiiで

リリースラッシュの今週は、まさに注目タイトルが目白押し。人気の「テイルズ」シリーズの最新作がWiiに登場するのをはじめ、「バトルフィールド」や「クエイク」シリーズの最新作も次世代機向けにリリースされる。また、Xbox 360ファン待望の『ガンダム オペレーショントロイ』もついに登場。『ひぐらしのなく頃に絆』のDS版や、アーケードでも人気の『戦国BASARA X』や『THE KING OF FIGHTERS’98 ULTIMATE MATCH』など、今週の新タイトルをじっくりとチェックいこう。

ここで紹介しているゲームタイトルの発売日および仕様は記事編集時のもので、変更される可能性があります。購入前にショップあるいはメーカーウェブサイトで必ずご確認ください。また、ゲーム画像などは開発中のものを含んでいます。

バンダイナムコゲームス
『テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-』

2003年8月にゲームキューブ専用ソフトとしてリリースされた『テイルズ オブ シンフォニア』の続編がWiiに登場する。本作の舞台は、前作の主人公・ロイドたちが世界再生をはたしてから2年後の世界。世界が一つになったことでもたらされた新たな混乱、そしてレジスタンス組織と教会の対立から起こった「血の粛清」、ラトタスクの騎士として契約を交わす新主人公・エミル……。個性豊かな新キャラクターたちに加え、ロイドやコレットなど前作のキャラクターも登場して作品をいっそう盛り上げる。制作は数々の「テイルズ オブ」シリーズを手がけた「ナムコ・テイルズスタジオ」、本シリーズでは欠かせないアニメーションムービーもおなじみの「プロダクションI.G」が担当する。またオープニングテーマソングも前作と同じくmisonoを起用。キャラクターボイスに下野紘や釘宮理恵といった人気声優陣が採用されている点も注目だ。

対応機種	Wii
ジャンル	響き合う心を信じるRPG
発売予定日	6月26日
価格	7,140円
CEROレーティング	B (12才以上対象)

エレクトロニック・アーツ
『バトルフィールド:バッドカンパニー』

世界的な人気"アクションシューティング"ゲーム「バトルフィールド」シリーズの最新作となる『バトルフィールド:バッドカンパニー』がXbox 360向けにリリースされる。今作のストーリーは「戦場で戦っている人間」にスポットが当たっており、兵士たちの新たな一面が見えてくる。プレイヤーは、新人アメリカ兵のパトリック・マーロウとなり、現代ヨーロッパの戦場へと派遣され、自分を含めて4人の小隊に配置される。個性的なキャラがそろった小隊は、今までシリアスだった戦場を明るく、ときには面白おかしく盛り上げる。そして「国のため」に始まった戦いが、いつの間にか「自分のため」へと変化していく……。本作は、次世代機専用に開発されたDICEスタジオの最新ゲームエンジン「Frostbite」エンジンを採用。これまでとは一味違う戦場を体験できる。また、シリーズの持ち味ともいえる「オンライン」モードはもちろん、「シングルプレイヤー」モードが充実しているのも本作の特徴となっている。

対応機種	Xbox 360
ジャンル	アクションシューティング
発売予定日	6月26日
価格	7,140円
CEROレーティング	C (15才以上対象)

アクティビジョン
『クエイク ウォーズ エネミーテリトリー』

世界最高峰のFPSとして人気の高い「Quake(クエイク)」シリーズの最新作が、オンライン戦特化仕様となってプレイステーション 3向けに登場する。今回の戦場は地球全土で、日本のマップももちろん搭載。プレイヤーは、地球防衛軍「GDF」 VS 侵略者「ストログ」の戦いの中に身を投じ、熾烈な戦場を生き抜いていく。最大16人でのマルチプレイが可能となっており、多人数FPSの醍醐味が味わえるほか、戦うことが専門の「ソルジャー」や味方の体力回復や蘇生処理を行う「メディック」、複数の砲台やレーダーが設置できる「フィールドオプス」といった5つのクラス(兵科)が両陣営にあり、FPSゲームが苦手な人や初心者でも活躍可能で、戦略的にも重要なクラスも用意されている。搭乗可能なビークル(乗り物)は陸海空で計13種類。次世代エンジン「TECH5」の「メガテクスチャー」を先取りしたグラフィック表現は、これまでにない戦場の臨場感を生み出す。

対応機種	プレイステーション 3
ジャンル	タクティカルアクション・シューティング
発売予定日	6月26日
価格	7,140円
CEROレーティング	C (15才以上対象)

バンダイナムコゲームス
『ガンダム オペレーショントロイ』

Xbox 360ユーザー待望の一作がついに登場! 本作の主人公はいわゆる"ヒーロー"ではない。「ガンダム」の歴史を作り上げた英雄たちの影にあった無数の名も無き兵士たちによる戦い、これこそが『ガンダム オペレーショントロイ』のメインテーマとなる。ミリタリー色を強く押し出したビジュアルや音、さらには兵士たちの声が飛び交うリアルな戦場を再現。"一年戦争"を舞台に、広大な戦闘フィールド内を、プレイヤーは一人の兵士として駆け巡る。歩兵集団が18メートルを超す巨大兵器「モビルスーツ」と戦場で対峙するシーンが臨場感たっぷり。もちろん歩兵としてだけではなく、状況に応じてモビルスーツに搭乗して戦うことも必要となる。「ジオン vs 連邦」の2陣営にわかれて戦う「アサルト」や陣地を占領する「コンクエスト」、自分以外は全員敵になる個人戦「サバイバル」など、オンラインのマルチモードが熱い。今ここに兵士とモビルスーツの戦いが始まる……。

対応機種	Xbox 360
ジャンル	FPS
発売予定日	6月26日
価格	7,140円
CEROレーティング	C (15才以上対象)

アルケミスト
『ひぐらしのなく頃に絆 第一巻・祟』

都会から遠く離れた山奥にある寒村、雛見沢村。人口2千に満たないこの村では、毎年6月の決まった日に、1人が死に、1人が消える怪奇が起こる。巨大ダム計画を巡る闘争から紡がれる死の連鎖。隠蔽された怪事件、繰り返される惨劇。陰謀か。偶然か。それとも――祟りか。『ひぐらしのなく頃に絆』は、昭和58年6月、架空の村「雛見沢村」で起こる怪奇事件をメインにストーリーが進行する「サスペンスアドベンチャーノベル」。PC版やプレイステーション 2版に登場した各シナリオを再編して、ニンテンドーDS向けに全4巻で新たに構成。「第一巻・祟」には、「鬼隠し(おにかくし)編」「綿流し(わたながし)編」「祟殺し(たたりごろし)編」に加えて、外伝ストーリーとなる「鬼曝し(おにさらし)編」(全2巻)を原案とした新規ストーリー「染伝し(そめうつし)編」が収録されている。通常の選択肢のほかに、DS版から新規に導入された「感情選択システム」もゲームを大きく盛り上げる要素として注目したい。

対応機種	ニンテンドーDS
ジャンル	サスペンスアドベンチャーノベル
発売予定日	6月26日
価格	3,990円 (通常版) 7,140円 (限定BOX)
CEROレーティング	D (17才以上対象)

カプコン
『戦国BASARA X(クロス)』

アーケード向けの2D対戦格闘『戦国BASARA X(クロス)』がついにプレイステーション 2で始動。カプコンと「ギルティギア」シリーズのアークシステムワークスとのコラボレーションで話題となった本作は、おなじみの戦国武将たちが、画面狭しと大暴れ。シリーズの代名詞ともいえるド派手な技で繋ぐコンボは、まさに爽快の一言だ。基本的な特徴はアーケード版と同じだが、PS2版ではプレイヤーキャラクターとして、「片倉小十郎」と「竹中半兵衛」が参戦! さらに新システムとして、あらかじめコントローラのボタンに必殺技やBASARA技を振り分けた状態でプレイできる「簡単コマンドモード」を搭載しているので、アクションゲームが苦手な人でも爽快感溢れるプレイを楽しむことができる。また、好きな武将で徹底的にやりこめる「チャレンジモード」やキャラクターの能力を細かく設定したり、コマンドを表示させたりできる「トレーニングモード」といったPS2のオリジナルモードもうれしいポイントだ。

対応機種	プレイステーション 2
ジャンル	対戦格闘
発売予定日	6月26日
価格	6,290円 (通常版) 8,390円 (限定版)
CEROレーティング	B (12才以上対象)

SNKプレイモア
『THE KING OF FIGHTERS '98 ULTIMATE MATCH』

ネオジオ時代の人気タイトルで、2008年3月にアーケード版として生まれ変わって登場した『THE KING OF FIGHTERS '98 ULTIMATE MATCH』が、今度はプレイステーション 2専用ソフトとしてリリースされる。プレイヤーキャラ数は歴代KOFシリーズでは最多となる64人。通常キャラクターや別性能を有する裏キャラクターのほか、特定条件を満たすことで、中ボスの「ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ」「ヤミノナカオロチノチニメザメルレオナ」、さらにはラスボスの「ゲーニッツ」、「オロチ」までもが使用可能になる。また、新規ステージやエンディングが追加されているほか、新システム"アルティメット"システムの搭載、そして全ステージが2D版と3D版に切り替えてプレイできるのも注目のポイント。NEOGEOモードにて、完全移植されたオリジナルの『THE KING OF FIGHTERS '98』がプレイできるのも、KOFファンなら絶対に見逃せないところである。

対応機種	プレイステーション 2
ジャンル	2D対戦格闘
発売予定日	6月26日
価格	5,040円
CEROレーティング	B (12才以上対象)

アスキー・メディアワークス
『狼と香辛料 ボクとホロの一年』

原作のライトノベルやTVアニメなどでも大活躍の『狼と香辛料』が、今度はニンテンドーDSでゲームになった。ゲームの舞台は、原作の主人公・ロレンスがいない、もう一つの『狼と香辛料』の世界。主人公は独立したばかりの行商人で、狼の耳としっぽをもつ少女・ホロを故郷へと送り届ける仕事を頼まれる。主人公は行商の旅のかたわら、彼女が数百年前に後にしたという、伝説の故郷を探す旅に出る……。本作には、50以上の恋愛イベントが用意されており、メインシナリオの大半は、小清水亜美、福山潤、後藤邑子などの人気声優が登場するフルボイス仕様となっている。また恋愛シミュレーション要素に加え、旅をしながら商品の売買を行う行商シミュレーションとしての側面も要注目。1度のプレイでは全制覇できない本格的な行商システムはやりこみ要素としても文句なしだ。ホロの希望通りに、ホロを故郷へ送り届ければ、原作の主人公・ロレンスも見たことがない「お嫁さんホロ」に会えるかも!?

対応機種	ニンテンドーDS
ジャンル	恋愛&行商シミュレーション
発売予定日	6月26日
価格	5,040円 (通常版) 7,770円 (初回限定版)
CEROレーティング	B (12才以上対象)

アルケミスト
『ARIA The ORIGINATION ～蒼い惑星のエルシエロ～』

コミックスやTVアニメでも人気の『ARIA』がふたたびプレイステーション 2の舞台に帰ってきた。ゲームの舞台は前作『ARIA The NATURAL ～遠い記憶のミラージュ～』と同様、水の惑星・アクアの観光都市であるネオ・ヴェネツィアだが、「夏」を中心に展開された前作とは対照的に、本作の季節は「冬」。「大晦日」や「カーニヴァル」、「昇級試験」といった、原作やアニメでもおなじみのエピソードを新キャラクターの視点で追体験できるほか、ゲーム版ならではのオリジナルストーリーも散りばめられており、新たなARIAの世界を楽しむことができる。前作からキャラクターのビジュアルが一新されており、ポーズの数も大幅に増加。顔の表情と合わせてより多彩な感情表現が可能となっている。また、オープニングは、アニメ版と同じハルフィルムメーカー制作によるフルアニメーション。キャラクターボイスもアニメと同じ声優陣によるフルボイス仕様となっている。

対応機種	プレイステーション 2
ジャンル	ヒーリングアドベンチャー
発売予定日	6月26日
価格	7,140円 (通常版) 13,440円 (限定版 / もっとでっかい詰め合わせ)
CEROレーティング	A (全年齢対象)

コーエー
『国盗り頭脳バトル 信長の野望』

シンプルなルールと直感的な操作で手軽に国盗りの駆け引きが楽しめるニンテンドーDS向けの波瀾"盤上"ストラテジー。1回のゲーム時間が平均で30分という、手軽さが魅力の「国盗りボードゲーム」だ。プレイヤーは戦国時代の大名となって、日本地図に描かれたマスの上で、コマとなる武将を動かし、敵勢力と領地を奪い合いながら勝利を目指す。キレの良い演出とテンポよく進行するゲーム展開が最大の特徴で、自軍の旗が日本全国を覆っていく達成感と、ライバルの動きを読み、華麗に撃破していく爽快感は、手軽ながらも格別である。通信対戦機能を搭載しており、家族や友人との対戦はもちろん、Wi-Fiコネクションを使うことで、日本中のプレイヤーと対戦できるのも注目のポイント。ステージをクリアしながら各大名の天下統一までのストーリーを追う「シナリオモード」と、好きなマップとルールを選択してプレイする「戦乱モード」の2つのゲームモードが用意されている。

対応機種	ニンテンドーDS
ジャンル	波瀾盤上ストラテジー
発売予定日	6月26日
価格	5,040円
CEROレーティング	A (全年齢対象)