Tolapaiの動作デモが公開

IntelブースではAtom搭載製品の展示に力が入っていたが、ここで注目したいのはAtomではなくて「Tolapai」(コードネーム)。ちょっと一般向けの製品ではないのだが、Tolapaiの動作デモが公開されていたので、最後に少しだけ紹介したい。

Tolapaiのデモ。動作を見るのは筆者は初めて

多分これがTolapai。小さなファンが付いていた

Tolapaiはインテルアーキテクチャ初のSoC製品となるもので、DothanベースのCPUコア、メモリコントローラ、I/Oコントローラ、アクセラレータなどが1チップに搭載される。デモでは、このQuickAssistアクセラレーションが「あり」「なし」の場合で、CPU負荷がどうなるかの比較が行われていた。

デモの構成。システム間でIPsecによる通信が行われている

赤がアクセラレーションありの場合の負荷。青に比べてかなり低い