同人音楽の世界で話題を呼び、この春、TVアニメ『モノクローム・ファクター』の主題歌「Metamorphose」で待望のメジャーデビューを果たしたKOKOMIと黒瀬圭亮による話題の2人組ユニット「Asriel」。そのメジャー第2弾シングルとしてPCゲーム『11eyes -罪と罰と贖いの少女-』のエンディングテーマ「穢れ亡き夢」が5月7日にリリースされた。今回は、Asrielのボーカル、KOKOMIから届いた、ニューシングル「穢れ亡き夢」についてのメッセージを紹介しよう。

KOKOMIが語る、メジャー第2弾シングル「穢れ亡き夢」

Asrielのボーカル、KOKOMI

――『モノクローム・ファクター』の主題歌に続くセカンドシングルが『11eyes』のエンディングに決まったと聞いたときの感想は?
「デビューからすぐに2枚目のシングルを出させて頂けるということで、非常に驚きました。とても光栄で、本当に嬉しかったです!」

――『11eyes』の世界観の印象は?
「作品の概要を頂いたのですが、Asrielの創る世界観と近いものを感じました。紅い月や闇の者など、現実と異世界の中で繰り広げられる物語は、儚く切なく、とても魅力的だと思います」

――エンディングテーマ「穢れ亡き夢」はどんな想いがこもった曲ですか?
「『11eyes』という作品のEDを飾るこの曲は、曲、歌詞を通して作品のイメージを大事に制作いたしました。この曲を通して、ゲームの世界観や心に残ったシーンを思い出して頂けたらと思っております。また、Asrielの楽曲という面でも、世界観を重視した満足の仕上がりとなりました」

――「穢れ亡き夢」の作詞、作曲、レコーディングなどで意識した事はありますか?
「頂いた概要から大事だなと思ったフレーズやキーワードを、出来るだけ歌詞に反映しながら作詞を進めました。『11eyes』という作品の歌詞であるということを第一に、その上でKOKOMIとして書きたい言葉も加えて完成を迎える事ができました。楽曲はとても疾走感のある仕上がりで、レコーディング時もリズムに気をつけながら、力を込めて歌わせて頂きました。吐息で語るコーラスで、妖しげな良い雰囲気を出すことが出来て非常に気に入っています」

――カップリング曲の「思いの欠片と信じる欠片」はどんな想いがこもった曲ですか?
「この曲は、Asrielの色で言う『白』の楽曲です。今までリリースさせていただいた全ての楽曲とはガラリと変わった、優しい雰囲気の仕上がりとなりました。ちょっとした嬉しいことや信じる気持ちを、いつも忘れないでいることができるなら。そんな想いを込めて歌詞を書かせて頂きました」

――「思いの欠片と信じる欠片」の作詞、作曲、レコーディング等で意識した事はありますか?
「ゆったりとしたテンポから始まる曲なので、のんびりと聴かせるようにと意識しながら歌わせていただきました。サビは、1番2番ともに明るく! と思いながら歌いました。女の子の視点からの歌詞にも注目していただけると嬉しいです」

――『11eyes』ファン、Asrielファンの皆様へのメッセージをお願いします
「『11eyes』のEDとしてもAsrielの楽曲としても、自信を持って皆様にお届けできる仕上がりとなりました。『穢れ亡き夢』は疾走感と刹那さ溢れる作品に、c/wは今までとは一味違ったAsrielの世界をお楽しみ頂ける作品となっておりますので、是非楽しんで聴いていただければ嬉しいです。これからもより良い作品創りを目指し、Asrielは日々走り続けていきたいと思います。皆様、今後とも宜しくお願いいたします!」

メジャー第2弾シングル「穢れ亡き夢」

PCゲーム『11eyes-罪と罰と贖いの少女-』のエンディングテーマとなる「穢れ亡き夢」は、Asrielのゴシックなイメージが作品の世界観とも絶妙にマッチしており、非常に聴き応えのある1曲。カップリングとなる「思いの欠片と信じる欠片」は、より色濃いAsrielワールドが全開の仕上がりとなっている。なお現在、5pb.の公式サイトでは、「穢れ亡き夢」と「思いの欠片と信じる欠片」の2曲が試聴可能となっているので、一度チェックしてみよう。

収録曲 01.穢れ亡き夢
02.思いの欠片と信じる欠片
03.穢れ亡き夢 (Off Vocal)
04.思いの欠片と信じる欠片 (Off Vocal)
Asriel
発売日 2008年5月7日 (発売中) 品番 FVCG-1031
価格 1,260円
発売元 5pb. 販売元 メディアファクトリー
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