イー・モバイルは8日、同社携帯電話サービスにおいて、留守番電話機能の拡充および大規模災害発生時の安否確認サービス「災害用伝言板」の開始を発表した。いずれも9日より提供されており、利用料金は無料(留守番電話センターへの通話料を除く)。

留守番電話機能には新たに4つの機能が追加される。発信者の意思で相手先を呼び出さずに直接留守番電話センターに音声メッセージを残すことができる「ダイレクトメッセージ」、イー・モバイルどうしであれば、伝言メッセージやダイレクトメッセージに返信要求を付けたり、ダイレクトメッセージで返信できる「返信機能」、留守番電話の応答メッセージに、最長10秒の音声を録音できる「名前応答メッセージ」、伝言メッセージの一時停止や巻き戻しができる「メッセージコントロール」の4つ。

災害用伝言板サービスは、震度6弱以上の地震など、大規模な災害が発生した場合に、自身の安否情報の登録や、家族や知人の安否情報の確認が可能なシステム。登録した情報は、EMnet経由に加え、PCや他の通信事業者の携帯電話・PHSなどからも閲覧できる。

なお、16日の正午まで、災害用伝言板の体験サービスを提供する。期間内であれば、災害時と同じように安否情報の登録や確認を試すことが可能。