パイオニアは23日、HDD/DVDレコーダーの新製品「DVR-WD70」を発表した。発売は5月下旬で、価格はオープン。市場価格は11万円前後と予想される。DVR-WD70は、デジタルダブルチューナーと500GBのHDDを搭載したハイビジョンレコーダー。DVDドライブ部分は、同社製で、記録可能なメディアはDVD-R/RW。DVD-RはDLにも対応する(再生はDVD-RAM/+R/+RWにも対応)。

「KURO」シリーズと同じ色/デザインを採用した「DVR-WD70」。デジタルWチューナー搭載

最大の特徴となっているのが、同社で販売するプラズマテレビ「KURO」シリーズと、カラーリングやデザインなどを合わせたという点。KUROシリーズを中心にホームシアターを構築する際に、違和感のない組み合わせが可能となる。また、従来、同社ではHDMI CECによるリンク機能を一般名称である「HDMIコントロール」と呼んでいたが、この製品から「KURO LINK」という名称を設定した。同社では、「すぐレコ」シリーズというレコーダーを展開してきたが、今回のモデルはテレビと同様に「KURO」ブランドで発売される。

KUROシリーズのテレビでデジタルカメラの写真を楽しむためのフォトビューワー機能も搭載。ホスト機能を持つUSBポートが2基装備されており、マスストレージクラスに対応したデジタルカメラなどを接続可能だ。なお、6月よりスタートするダビング10にも対応予定。