日本HPは、ノートPCの新モデル「HP Pavillion dv3000/CT Entertainment Notebook PC」(以下、dv3000/CT)を発表した。発売は4月下旬予定。

「HP Pavillion dv3000/CT Entertainment Notebook PC」

左右側面

dv3000/CTは、真空圧着を利用した金属加工処理により金属的でさらなる高級感を演出したVM Finish、視認性の高さとインテリア性を両立させたWhite LED、洗練パターンでファッション性をアップさせたProgressive Pattern、電源投入と同時に幻想的に輝くIlluminated Logoなど全く新しいデザイン「ZEN-design“grid"」を採用している。

モビリティ性を向上させるため、13.3インチディスプレイを持ちながら、重量約2kg(着脱式光学ドライブとウェイトセーバ標準搭載)を実現している。また、3Dモーションセンサーが揺れや落下を検知してHDDのヘッドを退避(退避時にはLEDが点灯)させる「HP 3Dドライブガード」を搭載。ディスプレイオープン時には落下、ディスプレイクローズ時には揺れに反応。大切なデータを衝撃や振動から守る。バッテリーについてはHPファスト・チャージテクノロジに対応。ACアダプタをビジネスモデルと統一することで、バッテリ容量90%までなら約1.5時間で急速充電できる。

全モデルで45nmのCore 2 Duoプロセッサ、フルハイビジョンが出力可能なHDMIポート、USB2.0の5~6倍の転送速度3Gbps(約300MB/秒)を持つ世界初のeSATA/USBコンボポートを搭載するなど、最新機能を投入している。

カスタマイズも可能で、CPUはCore 2 Duo T8100(2.10GHz)またはT9300(2.50GHz)、OSはWindows Vista Home Premium / Home premium+Office Personal / Home premium+Office Personal with PowerPoint、メモリは1GB / 2GB、HDDは120GB / 250GB、バッテリは4+6セルリチウムイオン / 6セルリチウムイオンが選択可能。さらに、Noton Internet セキュリティ2008(15カ月)、Vista Home Premium用リカバリメディアも用意されている。価格は、Core 2 Duo T8100、1GBメモリ、120GB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n draft)、Blutooth、Windows Vista Home Premiumを搭載した最小構成モデルで10万9,200円。

CPU Core2 Duo T8100(2.10GHz)またはT9300(2.50GHz)
チップセット モバイル インテル PM965 Express
メモリ 1024MB(512MB×2) / 2048MB(1024MB×2)(最大4GB)
グラフィックスチップ NVIDIA GeForce 8400M GS
ディスプレイ 13.3型ワイド ウルトラクリアビューカラー液晶WXGA(1,280×800)
HDD 120GBまたは250GB(SATA、5400rpm)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n draft
有線LAN 10BASE-T / 100BASE-TX / 1000BASE-T
モデム 内蔵(V.90 最大転送速度 データ 56kbps FAX 14.4kbps)
その他の主な機能 Webカメラ+指紋認証機能
メディアスロットカード 5in1(メモリースティック/Pro、xD-ピクチャーカード、SD/SDHC、マルチメディアカード)
拡張スロットカード ExpressCard/34 ×1
インタフェース 外部ディスプレイポート(D-sub)、HDMI 1.2a ×1、USB 2.0 ×3(1ポートはeSATAポートと兼用)、eSATAポート(3Gbps対応)×1
本体サイズ 320(W)×228(D)×32.7(H)mm
本体重量 約2.01kg
バッテリ駆動時間 4セル:約2.1時間、6セル:約3.5時間
OS Windows Vista Home Premium