NECは25日、情報蓄積型コミュニティサイト「zigsow」上に、これまでの同社製パーソナルコンピュータを紹介する特設ページ「NEC歴代PC紹介コーナー」をオープンした。公開期間は5月31日まで。
同コーナーには、15機ぶんのスペースが用意。現時点では、1976年発売のワンボードマイコン「TK-80」をはじめ、ROMにMicrosoft社製BASICを搭載した8ビット機「PC-8001」、PC-98シリーズの初号機「PC-9801」など、計9機がラインナップされている。残り6機については、5月14日まで毎週1機が追加される予定。
マシンの写真をクリックすると現れる詳細ページには、数点の写真と説明文が用意されている。zigsowにアカウントを保有しているユーザは、このページにコメントを書き込むことができる。すでにTK-80やPC-8001には多数のコメントが寄せられ、当時使用していた周辺機器や、マシン語モニタのコマンドといった話題で盛り上がりを見せている。
zigsowは、モノに対して思い入れを持ったユーザーが集う「モノ自慢」をコンセプトとした、ユーザー参加型のコミュニティサイト。企業が提供した製品情報をもとにユーザ間のコミュニケーションをうながし、間接的な企業PRを狙う「コーポレートページ」の起ち上げにあたり、今回オープンした「NEC歴代PC紹介コーナー」が第一弾のコンテンツに選ばれたもの。