ソフトウェアドラム音源「Groove Agent 3」のパッケージ

ヤマハは、独スタインバーグが開発したソフトウェアドラム音源「Groove Agent 3」を3月17日に発売した。価格はオープン。

Groove Agentは、一つのドラムパターンから有機的に派生していくさまざまなバリエーションが得られるため、曲中で自然な展開が行えるのが大きな特徴。アコースティックドラム、ドラムマシン、ライブドラムサウンド、パーカッショントラックを組み合わせたフレーズ豊かなドラムトラックを作成できる。

また、従来のGroove Agentに加えて2種類のモジュールが追加され、ライブパフォーマンスを15スタイル収録したスペシャルエージェントモジュール、パーカッション楽器を最大8種類同時に読み込んでオリジナルのパーカッショントラックを組み立てられるパーカッションエージェントが搭載された。

ほかにも新機能として、2種類のモジュールを同時にコントロール可能なデュアルモード、従来のモジュールのサンプル音を変更可能なサンプルインポート、マシンガン効果を回避できるオルタネートヒット、コンプレッサーに9バンドのグラフィックEQが追加されたFXセクション、MIDI編集などのさまざまな機能が追加されている。

「Groove Agent 3」は、VSTi、DXi2、Audio Unitsなどのプラグインとして動作する

通常版のほかにアカデミック版「Groove Agent 3/E」も用意されている。また、特別バージョンアップ版も用意されていてGroove Agent 2を購入したユーザーはホームページ経由で購入できるようになっている。

対応OSは、XP Professional/Home Edition(SP2)、Windows Vista(32bit)、Mac OS X v10.4以上、またVSTi、DXi2、Audio Units、ReWireなど標準的なプラグイン・フォーマットに対応している。