シャープは、AQUOSハイビジョンレコーダー「DV-ACW90」「DV-ACW85」「DV-ACW82」「DV-AC82」を発表した。発売は3月20日で、価格はオープン。市場価格はDV-ACW90が16万円前後、DV-ACW85が11万円前後、DV-ACW82が9万円前後、DV-AC82が7万5,000円前後と予想される。

液晶AQUOSと硬度に連携するAQUOSハイビジョンレコーダーの新モデル「DV-ACW90」「DV-ACW85」「DV-ACW82」「DV-AC82」。最新のニュースを自動的に録画する「一発ニュース・天気」が新たに搭載された

新モデルは、DV-ACW80/75/72/AC72のそれぞれ後継となるモデル。同社では、BD対応のレコーダーも販売しているが、こちらは一般的なDVD/HDDモデル。H.264などにも対応していない。録画に使用可能な光学メディアはDVD-R/RW。-RはDLにも対応する。+R/RWやRAMは再生のみ対応(+系はファナナライズ済みのメディアのみ対応)。搭載されているハードディスクは、DV-ACW90が1TB、DV-ACW85が500GB、DV-ACW82とAC82は250GBとなっている。DV-AC82を除く3モデルはすべてデジタルWチューナーを搭載する。

新モデルの特徴となっているのが、新機能「一発ニュース・天気」の搭載。一発ニュース・天気機能は、あらかじめ設定しておいたチャンネルの最新のニュース番組を自動録画するというもの。新しいニュースが放送された場合、古いニュースは自動的に削除される。なお、録画されるニュースは16分以上の番組に限られる。再生は、リモコンの「ニュース・天気」ボタンを押すだけだ。

また、4機種ともAQUOSファミリンクに対応している。一般的なCECを使ったリンク機能だけでなく、i.Linkによる連携も大きな特徴となっており、AQUOSファミリンクに対応したテレビとレコーダーを接続すれば、シングルチューナーモデルのレコーダーでもデジタルW録が可能になる。また、レコーダーの各操作や画面表示は、基本的にテレビ側の液晶AQUOSに合わせられており、AQUOSユーザーならば、違和感なく使うことが可能だ。

番組表は、新聞のテレビ欄のように横軸がチャンネルで縦軸が時間という表示と、横軸が時間で縦軸がチャンネルという表示とを切り替えて使うことができる。また、液晶テレビの特性に合わせた独自のLCフォントを採用。認識度を落とさずにより多くの情報を表示することが可能となっている。これにより、横軸がチャンネルという表示を選択した場合、1画面に最大9チャンネルまで表示可能だ。