米Microsoftは2月5日(現地時間)、デスクトップ向けのワイヤレスマウス新製品「Wireless Laser Mouse 6000」と「Wireless Laser Mouse 7000」の2種類を発表した。Wireless Laser Mouse 6000はデスクトップ向けをうたいながら、モバイルでの持ち運び用途を想定したコンパクトさがセールスポイント。一方のWireless Laser Mouse 7000はリチャージャブルバッテリを搭載しており、未使用時は専用ステーション上に置くことで充電が可能。

「Wireless Laser Mouse 6000」

「Wireless Laser Mouse 7000」

両製品共通の特徴は、4方向スクロールに対応したホイールと特定ポイントの拡大表示が可能なMagnifierボタンを搭載、Microsoft High Definition Laser Technologyによる高精度なマウス移動軌跡の赤外線読み取りに対応する。また無線通信には2.4GHz帯を使用し、PC側に専用のミニトランシーバーを装着することですぐに無線マウスとして利用できる。また本体中央部にLEDインジケーターがあり、ここでマウス内のバッテリ残量が確認可能だ。

Wireless Laser Mouse 6000の特徴はモバイル用途での活用を想定した点にあり、7000よりもやや小型の筐体を採用しており、未使用時は前述のトランシーバーを本体に格納して簡単に持ち運べる。「コンピュータの利用スタイルがよりモバイルに傾きつつある」というMicrosoftの最新調査を反映した製品となる。一方でWireless Laser Mouse 7000はコンパクトな筐体ながら、再充填可能なバッテリ機構を採用し、よりデスクトップ用途での利便性向上を目指している。また同社によれば、3年間の使用で従来製品と比較して最大80%の消費電力削減が可能な省エネ構造になっているという。

両製品とも2008年3月での発売を予定しており、価格は6000のほうが米国内で49.95ドル、7000のほうが69.95ドルとなっている。