アスクは24日、韓国Zalman Techの2D/3D対応LCDモニターの新製品として、19型SXGA(1,280×1,024ドット)液晶パネルを搭載した「ZM-M190」、ならびに22型ワイドWSXGA+(1,680×1,050ドット)液晶パネルを搭載した「ZM-M220W」を発表した。価格はいずれもオープンだが、予想実売価格はそれぞれ8万円前後、10万円前後。

19型の「ZM-M190」

22型ワイドの「ZM-M220W」

ZM-M190とZM-M220Wは、付属の特殊な3Dメガネをかけることにより3D画像に対応したソフトを立体映像で楽しめるというもの。3D動画対応プレイヤーソフト「Stereoscopic Player」も付属する。Zalman Techでは、3Dゲーム、アニメーション、映画といったマルチメディアコンテンツや、3D設計・デザイン、3D KIOSK、医療・化学・軍事用シミュレーション、および研究分野などで活用できるとしている。

なお、1月26、27両日に東京・秋葉原ダイビル2階コンベンションホールで開催される自作パソコンユーザー向けイベント「DIY PC Expo 2008」のZalman Techブースにおいて、ゲームポットのアクションMMORPG「ファンタジーアースゼロ」の立体映像によるプレイデモが実施される予定だ。

ZM-M190の仕様は、ピクセルピッチが0.294mm、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1000:1、応答速度が5ミリ秒。視野角は2Dが上下左右160度、3Dが左右90度、上下10~12度。インタフェースはアナログRGB、DVI-D。2Wのステレオスピーカーが内蔵されている。重量は9.5kg。2年間の保証が付属する。

ZM-M220Wの仕様は、ピクセルピッチが0.282mm、輝度が300~400cd/平方メートル、コントラスト比が1000:1、応答速度が5ミリ秒。視野角は2Dが上下左右160度、3Dが左右90度、上下10~12度。インタフェースはアナログRGB、DVI-D。2Wのステレオスピーカーが内蔵されている。重量は9.8kg。モニターの高さ・角度調整機能を備えるほか、回転軸の採用により、モニター画面の縦横向けが可能だ。2年間の保証が付属する。