パソコン用地図ビューワソフト「PetaMapスポットビューワ」

ソニースタイル・ジャパンは20日、同社公式サイト内「体験空間」において、パソコン用地図ビューワソフト「PetaMapスポットビューワ」の無償ダウンロード提供を開始した。

PetaMapスポットビューワは、クチコミスポット情報をインターネット上で共有するソーシャル・マッピングサービス「PetaMap」に登録されたスポット情報を、オフラインでもパソコンから閲覧可能にするアプリケーション。これまではPetaMapの情報をオフラインで利用するには、メモリースティックにスポット情報をダウンロード保存した上でPSPやポータブルナビゲーションシステム“nav-u”「NV-U2」を使って閲覧する必要があったが、PetaMapスポットビューワを利用することでパソコンからPetaMapに登録されたスポット情報を気軽に利用できるようになった。

オフライン表示されたスポット情報

PetaMapスポットビューワでは、ダウンロードしたスポット情報を地図上に表示できるほか、PetaMapスポットビューワ上にお気に入りのスポット情報を作成し、ボタンひとつでPetaMap上にアップロードして公開できる。また、同社サイト内の「みんなのガイド屋さん」でダウンロード販売されているガイドブックの閲覧にも対応している。

緯度・経度と関連した画像データ管理機能

このほか、デジタルカメラなどで撮影した画像データを撮影場所の緯度・経度をもとに管理できる機能も備え、写真管理アプリケーションとしても利用できる。ソニーのサイバーショット Gシリーズ「DSC-G1」やGPS機能搭載の携帯電話などで撮影した緯度・経度情報を付与された写真データをPetaMapスポットビューワに取り込むと、緯度・経度情報をもとに時津的に都道府県別のフォルダが作成されて写真データがソートされる。また、PetaMapスポットビューワの画像エリアに写真がサムネイル表示されるほか、地図エリアにもアイコンが表示されて撮影場所が一目で把握できる。

また、ワイヤレスLANの電波情報を利用して位置推定する技術「PlaceEngine」にも対応しているため、周辺にあるスポット情報の閲覧のほか、自分の現在位置の把握も可能だ。

対応OSはWindows XP / Vista Home Premium / Vista Home Basic。