45nm世代のプラットフォームは幅広いセグメントに最適化

2007~2008年のTick-Tockについては、"Tick"となる45nmプロセス化における製品群として、Quad Core Intel Xeon 5400搭載のワークステーション、ハイエンド・デスクトッププラットフォーム「Skulltrail」搭載機、同じくハイエンド向けのCore 2 Extreme/ X38搭載機、vPro搭載機、メインストリーム向けのCore 2 Duo/ G35搭載機などが紹介された。45nmプロセッサでは、多様なセグメントに最適化されたプラットフォームが用意される。

Skulltrailマシン。3.2GHzのクアッドコアCPU×2のExtremeシステム。デモ機はGPU×2だったが、4つのPCI Expressスロットで4枚のGPUに対応。3ステージの冷却システムを搭載する。今年の後半から来年初めにかけて搭載機が登場する予定

45nmのXeon Quad-Core Processorのベンチマーク

特にライバルに押されていたSPECfp_rateでOpteronと比較

45nm世代の"Tock"となる「Nehalem」については、NehalemプロジェクトのマネージャーであるJim Brayton氏が登場し、その動作を実証するデモを初公開した。デモ機はSMT機能を備えたクアッドコアプロセッサ×2を搭載するシステムで、16のスレッドが同時に実行された。

NehalemプロジェクトのマネージャーであるJim Brayton氏がNehalemのウエハを持って登場

3週間前に製造されたばかりの4コアNehalem×2を使って、合計16のスレッドが同時に実行される様子を初披露

32nm世代(2009~10年)のTick-Tockは「Westmere」と「Sandy Bridge」