月周回衛星「かぐや」(SELENE)を搭載するH-IIAロケット13号機がついに姿を現した。天候不良により、打上げが1日延期されていた同ロケットは、13日夜9時30分より機体移動を開始。およそ20分をかけて、大型ロケット組立棟(VAB)から射点へと移動した。13号機は14日午前10時31分01秒に打上げが実施される予定。

大型ロケット組立棟(VAB)から姿を現すH-IIAロケット13号機

こちら側のロゴはスリーダイヤとなぜか「JAXAクラブ

右側に見えるのが射点。まだ移動中

およそ20分後に射点への移動を完了

コンフィギュレーションは、SRB-AとSSBが2本ずつの「2022」型。ちなみに、いつもSRB-Aに書いてあった「JAXA」の文字はない

左側には「かぐや」ミッションマークが大きく貼られている。その下には「H-IIA打上げサービス」のロゴマークも書かれている