P35を搭載するLANPARTY UT
DFIからは、LANPARTY UTシリーズの新製品「LP UT P35-T2R」が新登場。P35 Expressチップセットを搭載するハイエンド系マザーボードで、取材中にもショップに問い合わせの電話があるなど、ユーザーからの注目も高いようだ。入荷したのはDDR2モデルで、パソコンショップ アークでの価格は35,800円。
デジタルPWM、オール固体コンデンサを採用するATXマザーボード。PCI Express x16形状のスロットは3本装備されており、この帯域はそれぞれx16/x4/x1となる(ATI CrossFireに対応)。基板上のチップセットの冷却にはヒートパイプが使われているが、さらに接続して冷却能力を強化できるというフィンまで付属するのが特徴だ。
P31/G31チップセットも新登場
Intel・3シリーズチップセットの中ではバリュー向けとなる「P31 Express」と「G31 Express」。両チップセットとも、FSBは1,066MHzまでの対応で、サウスブリッジにはICH7が採用されている。もちろんCore 2を正式サポートするので、なるべく安くシステムを構築したい向きにはいいだろう。
これらのチップセットを搭載するマザーボードがGIGABYTEから新登場。P31を搭載するのは「GA-P31-DS3L」で、廉価版の製品ながら、コンデンサは同社らしく、しっかりオール固体。また上記でFSBは1,066MHzまでとしたが、メーカー独自の拡張により、本製品では1,333MHzまで対応させている。価格はTSUKUMO eX.で12,780円。
一方、G31を搭載するのが「GA-G31MX-S2」。こちらはマイクロATXの製品になっており、G31の内蔵グラフィック(GMA 3100)が利用できる。この製品でも、FSBは1,333MHzまでの対応となっており、最新のCore 2を使用するのにもいいだろう。TSUKUMO eX.での価格は11,280円。
なんとCPUバンドルのマザー
代理店からの情報によると、ASRockの「2Core1333-2.66G」というマザーボードが来週末にも発売されるとのこと。メーカーサイトにはすでに仕様が掲載されているが、特徴は何と言っても、FSB1,333/2.66GHzで動作するというデュアルコアCPUがバンドルされることだ。予価は23,000円程度となっており、CPU付きとしてはかなりお得な価格だ。
チップセットはIntel 945GC A2+ICH7とされるが、CPUの型番・メーカー等は非公表。CPUはソケットにセットされた状態で販売され、取り外した場合には保証が無効になるので注意が必要だ。メモリはDDR2-667/533が2スロット、拡張スロットはPCI Express x16/x1が1つずつ、PCIが2つとなっている。