K10Dと同等のゴミ除去機能「DR」を搭載した「PENTAX K100D Super」

PENTAX K100D Superは、2006年7月に発表されたK100Dの後継モデルにあたり、CCDの画素数は610万画素など基本仕様に変更はない。上位機種のK10Dにも搭載しているゴミ除去機構「DR(Dust Removal)」を採用し、CCD表面へのゴミの付着や、画像へのゴミの写り込みを防ぐ。DRは特殊なフッ素系物質によるSP(Super Protect)コーティングをCCD表面に施すことでゴミや汚れが付きにくくすると同時に、手ぶれ補正機構「SR」の上下振動を利用してゴミをふるい落とすシステム。

外観上の変更点は、製品ロゴと左側の滑り止めの色を変更し、超音波モーターを搭載したSDMレンズ対応の電気接点をマウント部に追加した。また、K100Dはファームアップが必要だったが、K100D Superは標準でSDHCメモリーカードにも対応する。

本体サイズはK100Dと変わらず129.5(W)×92.5(H)×70(D)mmだが、重量は570g(本体のみ)と10g多くなった。

発売を記念して発売時より、カメラ本体の購入時には1GBのSDメモリーカード、アルチザン&アーティストとのコラボレーションストラップが添付される(通常ストラップも同梱)。さらに、レンズキットには、三洋のeneloop(単3形×4及び充電器)も同梱される。

PENTAX K100D Super正面。製品ロゴがと左側の滑り止めの色が変更し、SDMレンズ対応の電気接点がマウント部に追加された

PENTAX K100D Super背面。K100Dと同様の2.5型液晶モニターを採用。視野角は約140°

PENTAX K100D Super右側面。SDHDのロゴが追加された

SDメモリーカード(1GB)、アルチザン&アーティストとのコラボレーションストラップ、三洋のエネループが同梱された「DA18-55ミリレンズキット」

また、小型オートストロボ「AF200FG」も同時発表された。近日発売予定となっており、価格は18,900円。ガイドナンバー20(ISO100mmm)のクリップオンタイプの小型ストロボで、背面ダイヤルでモードや光量補正を設定できる。対応焦点距離は35mm判換算で28mm相当の画角に対応する。本体サイズは68mm(W)×83.5mm(H)×93mm(D)。重量は190g(本体のみ)

小型オートストロボ「PENTAX AF200FG」

AF200FGの背面。ダイヤルを回すだけでモードや光量補正の設定が可能