「The Webware 100 winners」の結果は次のとおりだ。投票のうち90%以上が最終的に選ばれたWebアプリに向けられていたうえに、多くのカテゴリで1位と2位に大きな開きがあったとされている。つまり好みのWebアプリはすでにその地位を確立しているようだ。たとえばブラウジングで1位になったFirefoxは投票の50%を占めているが、2位のOperaは13%だった。コミュニティではGaia Onlineが60%を越え、全投票から比較しても19%を獲得するなど圧倒的な人気を誇っている。
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The Webware 100 winners! |
投票率が45%を越えたWebアプリは次のとおり。どれも名前をよくみかけるものだ。
- Bebo
- Firefox
- Gaia Online
- Gmail
- MySpace
- Stardoll
- Wikipedia
- WordPress
- YouTube
また同発表では、合計投票数が1,000に満たなかったWebアプリであっても、それは登場が新しいがゆえに投票数が少なかったのだとして、リストに掲載している。リストアップされているWebアプリは次のとおり。たしかにこちらもリリース時には注目されたものばかりだ。来年のアワードでは上位に食い込む可能性もあるだろう。
- 3Jam
- Ask.com
- Blinksale
- Box.net
- FeedBurner
- Geni
- Microsoft Office Live
- Microsoft Virtual Earth
- Mundu Radio
- Netflix
- OpenID
- Radar.net
- ShoZu
- Silverlight
- SoonR
- StumbleUpon
- TellMe
- TypePad
- uStream.TV
- Vox
- WebMD
- Wikia
- Windows Live Search
- Yahoo Maps
- Yahoo Video
- Yourminis
- YouSendIt
- Zooomr
「The Webware 100 winners」の結果はユーザにとってもこれからWebアプリを展開したいと考えている企業にとっても興味深いものだ。もちろん日本で実施された投票ではないので若干の違いはあるが、大枠としての傾向は同じと考えていいだろう。現在どういったWebアプリに人気があるのかを確かめるうえできわめて有用な結果であるため、興味があるユーザはぜひともそれぞれのWebアプリを使ってみてほしい。