ツインバード、防水タイプのSDオーディオプレーヤー発表

ツインバード工業は、防水SDオーディオプレーヤー「SD ZABADY」を発表した。発売は5月25日、価格は1万5,750円。

水回りの環境でも安心して使える防水SDオーディオプレーヤー「SD ZABADY」	防水パッキンの中に、SDカードスロットとUSBポートが装備される

SD ZABADYは、風呂場やキッチンなどで音楽を楽しむためのプレーヤー。IPX7相当(旧JIS保護等級7 防浸形)の防水性能を持っており、水深1mに30分間水没していても浸水しない。

同社は、さまざまな防水タイプの製品を販売しており、昨年6月にも、デジタルオーディオプレーヤーを防水にしてしまう外部スピーカー「xZABADY(エックス ザバディ)」をリリースしている。同社によると、xZABADYがかなり好調だったのと、防水製品のラインナップのさらなる拡充ということで、今回のSD ZABADYを開発したとのことだ。

SD ZABADYは、SDメモリーカードをメディアとして使用するオーディプレーヤーだが、SDオーディオ規格のプレーヤーというわけではなく、普通にメディアにコピーした音楽ファイルを再生することが可能だ。使用できるSDメモリーカードは2GBまでで、それ以外に128MBのメモリーを内蔵する。USBポートも装備しており、PCから音楽ファイルを転送することも可能となっている。対応しているファイル形式はMP3/WMAで、MP3の場合、32Kbps～256Kbpのビットレートに、WMAの場合は64Kbps～256Kbpsのビットレートに対応する。もちろん、タグ情報にも対応しており、フロントの液晶パネルに曲目情報などが表示される。

ステレオスピーカーが内蔵されており、最大出力は0.5W×2。風呂場やキッチンなどで使用するという本製品の目的からすれば、十分な出力だろう。壁掛けも可能で、そのためのアタッチメントも付属する。電源は単三電池×4本で、200mW×2出力時には約6時間、20mW×2出力時には約18時間の連続再生が可能となっている。以前聞いていた場所から再度再生をスターとトるレジューム機能や、時間設定が可能なオートパワーオフ機能も搭載される。