キヤノンは、IXY DIGITALの新機種「IXY DIGITAL 810 IS」を6月中旬から発売する。カラーは、新色パールシルバー(前面)、ムーンライトシルバー(中面)、グラファイトシルバー(背面)を配し、機能面では8.0メガCCDと光学4倍35mm~140mm(35mm換算)望遠ズームを搭載、再生時の赤目補正機能も追加された。推定市場価格は47,000円前後。

「IXY DIGITAL 810 IS」では、手ブレや被写体ブレ対策が強化された

同モデルには、8.0メガCCDと光学4倍35mm~140mm(35mm換算)望遠ズームが搭載されており、高画質化と望遠撮影に磨きをかけている。また、人物撮影ではフェイスキャッチテクノロジーに顔優先FE機能が搭載されたため、ストロボ撮影時でも顔に合わせて自動的に調光や露出補正を行なう。再生する際の赤目補正機能も追加されている。液晶モニターには「クリアライブ液晶」を採用、従来機種よりも色再現領域が1.3倍に拡がり、画素数も従来機種の17.3万画素から、23.0万画素へと拡大した。

光学式手ぶれ補正に加え、ISO 1600の高感度撮影により、シャッタースピード換算で7段分の効果を発揮するとする。また、手ブレを警告するアイコンが液晶モニターに点滅した際、カメラが手ブレの発生しないシャッタースピードまで自動的に感度を変更する「ISOブースター」が搭載された。そのほか、「ファンタジーナイトモード」という、夜景などの光源が星やハートなど6種類のマークに変換するモードが追加されている。