マイクロソフトは16日、「Microsoft Windows Server "Longhorn"」のコード名で開発を続けてきた次期サーバOSの正式名称を決定したと発表した。

正式名称は「Microsoft Windows Server 2008」。現行バージョンの「Windows Server 2003」をそのまま踏襲したかたちだ。

同サーバは、正式リリースで搭載予定の全機能が組み込まれた最終ベータ版「Microsoft Windows Server "Longhorn" Beta3」が先月27日に公開されており、現在はユーザーによるフィードバックを受け付けている段階。今年下半期での発売が予定されている。

マイクロソフトは今回の発表に併せて、サーバ技術者向けサイト「TechNet Windows Server TechCenter」において約2000ページにおよぶWindows Server 2008関連の技術資料(日本語対訳付き)を公開したほか、ユーザー同士の情報交換を目的としたオンライン掲示板「TechNet Windows Server 2008フォーラム」も立ち上げている。