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AGA(薄毛)の進行速度|どうやったら止まる? 進行パターンも紹介

「最近、抜け毛が多い」「髪の毛がどんどん薄くなってる」といった悩みを持っている
人は多いのではないでしょうか。

一度、抜け毛の多さが気になりだすと、気になって仕方ないですよね。

そこで、この記事では、AGA(薄毛)の進行速度について解説していこうと思います。抜け毛が止まらない!と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

AGAの進行速度は人それぞれ異なります

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AGAとは、Androgenetic Alopeciaの略で、男性型脱毛症(男性ホルモン型脱毛症)のことです。

進行性で放置すると症状が進んでいき、生え際や頭頂部の毛髪が薄くなっていきますが、その進行速度は人それぞれ異なります。

まずはAGAの初期症状をチェック

AGAの初期段階に見られる主な症状は以下の4つです。

・髪の毛のハリやコシがなくなる
・髪の毛が細くなる
・抜け毛が増える
・ヘアセットがしにくくなる(髪がまとまらない)

こんな風に感じることがあれば、AGAの初期症状かもしれません。

急激に進行することはある?

一般的にAGAは徐々に進行するため、急激に進行することはあまり考えられません。

ただし、過度なストレスによって進行が早まることはあるかもしれません。これは、ストレスはAGAの直接的な原因ではないものの、ストレスによって自律神経が不安定になると内分泌系(ホルモン系)に影響が及ぶため、結果的に男性ホルモンが大きく関わるAGAにも影響が出ると考えられるためです。

「抜け毛が急に増えた」「急激に髪が薄くなっている」と感じた場合は、なるべく早く専門クリニックの受診をおすすめします。

AGAの進行パターン

AGAの進行パターンは主に以下の3つに分類されます。

・M型(M字はげ)
・U型(前頭部のはげ)
・O型(つむじはげ/頭頂部のはげ)

一つ一つ確認していきましょう。

M字型(M字はげ)

M字型は、額の左右から薄毛が進行していくタイプです。

両サイドから生え際が後退していき、生え際の形がアルファベットのMのように見えるため、俗に「M字はげ」と呼ばれています。

前頭部の中央は後退しないため、やや気づきにくいかもしれません。

M字はげについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

>>M字はげはAGA治療をすれば改善する? 原因と症状(基準)も解説

U字型(前頭部のはげ)

U字型は、前頭部全体から毛が後退していき、段々とおでこが広くなっていきます。

おでこ全体が後退した結果、上から見るとアルファベットの「U」のように見えることからU字型と言われています。

同じ前頭部からの後退でもM字型に比べて他人から分かりやすく、本人も進行に気づきやすいでしょう

O字型(つむじはげ/頭頂部のはげ)

O字型は、頭頂部にある「つむじ」のあたりの毛が薄くなったり、弱々しい毛が増えていったりします。

丸く進行していくためO字型と言われており、正面から見ただけでは自分では分かりづらく、症状が進行してから、または他人から指摘されて初めて気づくことも。

なお、O字型(つむじはげ/頭頂部のはげ)の原因は、AGAの他に、重症化すると脱毛症状を進行させる皮膚疾患「脂漏性皮膚炎」の可能性も考えられます。

「脂漏性皮膚炎」は、皮脂の分泌が盛んな部位に症状が現れ、頭頂部に症状が出ると脱毛以外にフケが多くなるという特徴があります。

最終的には側頭部と後頭部が残ります

AGAは、M字型・U字型・O字型どのパターンから進行しても、どんどんと範囲が広まり最終的には側頭部と後頭部の毛が残る形になります。

また、M字型とO字型は、進行中に複合して現れることもあるため、「M字型だからまだ目立たないので大丈夫」など、型によって安心できることはないと考えておきましょう。

ハミルトン・ノーウッド分類でAGAの進行度を確認

AGAの進行度を判定する指標として「ハミルトン・ノーウッド分類」と呼ばれる分類法があります。

「ハミルトン・ノーウッド分類」はAGAの進行レベルを9つの型に分類したもので、型によって薄毛の進行状況が明確化されています。

【ハミルトン・ノーウッド分類】

I型 額の生え際から薄毛になり、M字型にラインが後退し始めている状態。

気づかない程度の薄毛

II型 I型よりもM字型の切れ込みが深くなっている状態
II Vertex型 II型に加え、頭頂部もO字型の薄毛が見られる状態
III型 II型からさらに進行、M字型の切れ込みがさらに深くなり、前頭部も薄毛になった状態
III Vertex型 III型に加え、頭頂部もO字型の薄毛になり、額と頭頂部の両方が薄毛になった状態
IV型 III型よりも生え際が後退し、頭頂部にO字型の薄毛も現れた状態
V型 IV型よりも生え際がさらに後退し、あと少しで頭頂部のOとつながりそうな状態
VI型 M字後退した生え際とO字型の薄毛がつながって、側頭部と後頭部に毛が残った状態
VII型 VI型がさらに進行。側頭部の薄毛も進み、後頭部も頭頂部に近い部分は発毛がない状態。

指標の数字はⅠ型からⅦ型まであり、数字が大きければ大きいほどAGAが進行している状況になります。

AGAの進行が止まらない! どうやったら止まる?

AGAは進行性のため、一度発症すると、何もせずに進行が止まったり改善したりすることはありません。

市販の育毛剤や育毛シャンプーの使用など、日常生活で髪や頭皮に良いことを取り入れることは、無意味ではありませんし、何もしないよりは良いでしょう。

しかし、AGAの進行をストップし、改善するためには、なるべく早く専門クリニックでの治療を受けることが大切です。

AGA治療は、早く始めれば始めるほど良い結果が得られると言われています。
これは、「治療が遅れると良い結果が出ない可能性がある」とも言い換えることができますね。

自分でできるAGA(薄毛)対策

そして、クリニックの治療と並行して、生活習慣の改善やリフレッシュなど、髪や頭皮に良い生活を送ることで、より良い経過を期待できます。

・生活習慣の改善
→睡眠不足に注意する、毎日決まった時間に寝て起きる、「タンパク質」「ビタミン」「亜鉛」不足に注意しバランスの良い食事を心がけるなど、少しずつでも改善できるところから始めてみましょう。

・ストレス解消
→家でゆっくり好きな音楽を聴いたり、映画を見る時間をつくったり、適度な運動を行ったりなど、自分なりのリフレッシュ法を取り入れてストレスをためないようにしましょう。

・間違ったヘアケアの改善
→合わないシャンプーの使用やすすぎ不足、シャンプーのしすぎ、頭皮がぬれたまま就寝する、コテやヘアアイロンで髪を引っ張るなどはNGです。思い当たることがあれば、改善することで、頭皮環境の改善が期待できます。

・禁煙
→喫煙は髪に重要とされるビタミンBやEを消費したり、血管を収縮させて血行を悪くしてしまったりする可能性があるため、禁煙をおすすめします。

・飲酒を控える
過度な飲酒は、髪の成長に欠かせない「アミノ酸」が不足する、AGA(薄毛)の原因物質「「ジヒドロテストステロン(DHT)」が増加する、糖質の摂取しすぎによる血行不良、睡眠の質の低下などを招きます。
そのため、飲酒は適量を心がけるようにしましょう。

AGA(薄毛)が気になったら専門クリニックで相談

AGA(薄毛)は、適切な治療で改善が可能な症状です。そして、より高い効果を実感するためには、AGAの発症からできるだけ早く治療を開始することが重要です。

こちらの記事では、全国展開をしているAGAクリニックをご紹介しています。クリニック選びの参考にしてください。

>>AGAクリニックおすすめ13選! 薄毛・発毛治療の費用と内容を解説

(パパ社長)

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