アストラムライン新型車両11編成、2019年度から順次導入 - 三菱重工が製造

広島高速交通は14日、アストラムラインの新型車両の導入について発表した。全24編成の車両更新を2期に分けて実施し、1期目の新型車両11編成(計66両)の製造を三菱重工業に発注したとのこと。三菱重工業も同日、アストラムラインの新型車両の受注を発表しており、既存車両の更新向けとして、2019~2025年度にかけて納入するとしている。

アストラムライン新型車両イメージ(広島高速交通提供)

アストラムラインの現行車両は6両固定編成で運行され、「平和、寛大、理想」という色の属性(意味)を持つシンボルカラーのクロムイエロー(和名 : やまぶき色、ひまわり色)を基調とした車体色が特徴。1994(平成6)年の開業以来、23年にわたり定着したアストラムラインのイメージやシンボルカラーが新型車両にも継承され、新しさも感じさせるデザインとしつつ、快適性・安全性向上や省エネルギー化にも配慮している。

新型車両は軽量化とリサイクル性を考慮したアルミ車体で、製造を担当する三菱重工は「オールアルミニウム合金のダブルスキン構体であるAl-fine」を採用すると説明。「揺れを低減し乗り心地を向上させた台車のT-smover」を搭載し、車内は「上質な空間を目指すインテリアデザインであるDetail-ismをベースに」「快適なすわり心地を提供し足の投げ出しも防止するセミハイバックバケットシートのG-Fitを搭載します」(三菱重工)としている。ベビーカー・車いすスペースも設置し、効率的な空調整備で快適性向上を図るほか、扉引込みや戸挟みに対する安全性に配慮した乗降扉も採用する。

現行車両で採用されたシンボルカラーは新型車両にも継承されるという

アストラムラインは広島市中心部の本通駅から市北西部の広域公園前駅まで18.4kmを結ぶ新交通システムの路線。開業から23年が経過し、現行車両の老朽化も進んできたことから、2期に分けて全24編成の車両更新を実施することになった。まず1期目として、三菱重工製の新型車両11編成(計66両)を2019~2025年度にかけて順次導入し、その後の2期目で残る13編成の導入を予定している。

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