Sony Europeは9月11日(現地時間)、ミラーレス一眼カメラ「α7S II」を発表した。ヨーロッパでは11月に発売し、価格は3,400ユーロ。日本での発売時期や価格については明らかになっていない。

α7S II

α7S IIは、2014年6月に発売された「α7S」の後継モデル。α7Sと同様、1,220万画素の35mmフルサイズセンサーを搭載し、最高ISO409600の高感度撮影に対応する。

シャッターユニット

新たに5軸手ブレ補正機構を搭載し、4.5段分の補正効果を発揮する。また、従来モデルでは外付けSSDレコーダーが必要だったが、α7S II単独で最大4K(3,840×2,160ドット)/30fpsの動画撮影が可能になった。記録フォーマットはXAVCで、ピクセルビニングなしで全画素読み出しに対応。なお、4K動画の撮影にはUHSスピードクラス3対応のメモリーカードが必要だ。フルHD(1,920×1,080ドット)での動画撮影では120fpsでの記録に対応。

「ファストインテリジェントAF」による高速・高精度な合焦を実現。AFポイントは169点。-4EVという低照度下でも合焦可能だという。

EVFは0.5型のXGAの有機EL方式。倍率は約0.78倍となる。レンズマウントはEマウント、サイズはW126.9×H95.7×D60.3mm、重量はボディのみで584g、バッテリーとメモリースティックPROデュオ含む状態で627g。

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