アイ・オー・データ機器とバッファローは18日、自社製レコーダーやチューナーが故障した際に、外付けHDDに保存していた録画データを利用できるようにするサービスを開始した。
両社が会員企業となっているデジタルライフ推進協会(DLPA)の提案を受けて開始されたサービス。
HDDレコーダーや外付けチューナーに外付けHDDを接続してテレビ番組を録画した場合、レコーダーなりチューナーと外付けHDDが"ヒモ付け"されている。この状態でそのレコーダーやチューナーが故障し、メーカーに修理に出すと、基板交換により修理後の個体は修理前のものとは別のものと認識されてしまう可能性があるわけだ。
今回発表されたサービスは、この問題を解決するためのもので、レコーダーやチューナーは故障して修理に出したが、外付けHDDに保存していた録画データは観られるようにするもの。HDDそのものが故障した際のデータ復旧とは異なるので、注意してほしい。
対象となるのは、アイ・オー・データ機器の地上・BSデジタルチューナー「HVTR-BTL」と同社製の外付けHDD(ただし動作確認済みのもの)を利用している場合、およびバッファロー製のHDDレコーダー「DTV-H500R」「DVR-1C/500G」「DVR-1C2/500G」「DVR-1/1.0T」「DVR-1/2.0T」と同社製の外付けHDD(動作確認済みのものに限る)を利用している場合だ。
詳細は、アイ・オー・データ機器、バッファローそれぞれのWebサイトを参照のこと。