マイクロン ジャパンは28日、SSDをHDDのキャッシュに利用してパフォーマンスを向上させる「Crucial Adrenaline」を発表した。4月上旬より発売し、店頭予想価格は10,000円前後。
64GBのMLC NANDフラッシュメモリを採用したSSDと、キャッシュソフトで構成。PCにSSDをSATA接続し、キャッシュソフトをインストールするだけで利用可能。OSの再インストールを必要とせず、最大で2~8倍の高速化が可能だという。
キャッシュソフトをインストール後、頻繁に使用されるファイルをSSDに配置し、使用頻度の少ないファイルはHDDに配置する。バックグラウンドで動作するためユーザーが意識して管理することはない。キャッシュソフトは製品に添付されたパスコードを使用して、同社のWebサイトからダウンロードする。
SSDの容量は、64GB中の14GBを性能最適化に使用。転送速度はリード最大500MB/s、ライト最大95MB/s、ランダム4kリードは最大45,000IOPS、ランダム4kライトは最大20,000IOPS。
インタフェースはSATA 3.0で、3.5インチベイ用のブラケットが付属。本体サイズはW100.45×D69.85×H9.5mm、重量は75g。対応OSはWindows 7。