パナソニックは31日、タッチ操作で撮影後のレタッチも楽しめるデジタルカメラ「LUMIX(ルミックス) DMC-FX80」をはじめ、エントリーモデルの「DMC-FH8」「DMC-FH6」「DMC-S2」を2月16日に発売すると発表した。いずれも価格はオープン。

「LUMIX DMC-FX80」

DMC-FX80は、光学式手ブレ補正機構内蔵した新開発の超薄型光学5倍(35mmフィルム換算時の焦点距離は24~120mm)ズーム「ライカDC VARIO-SUMMARIT(バリオ・ズマリット)レンズ」と、有効画素数1,210万画素のハイスピードCCDを搭載し、モニターには3型タッチパネル液晶を採用。撮影時は「タッチでシャッター」「タッチでAF」「タッチでズーム」などのタッチ操作で撮影をアシストし、撮影後はエステ・メイク効果が楽しめる「ビューティレタッチ」や、ぼかし効果などが楽しめる「アーティスティックレタッチ」といった写真編集も可能。

そのほか、「超解像iAズーム」やAVCHDフルハイビジョン動画(1,920×1080)撮影、3D静止画撮影が行える「スライド3D撮影」、カメラを縦・横に振りながら撮影するだけでパノラマ撮影が行える機能などを搭載する。記録メディアは約60MBの内蔵メモリーのほか、SD / SDHC / SDXCカードに対応。突起部を除く本体サイズはW96.3×D19.4×H56mmで、バッテリーとメモリーカードを含んだ重さは約131g。推定市場価格は25,000円前後。

「LUMIX DMC-FH8」

「LUMIX DMC-FH6」

「LUMIX DMC-S2」

DMC-FH8 / FH6 / S2の3機種は、光学式手ブレ補正機構内蔵した光学5倍(FH8 / FH6)もしくは光学4倍(S2)ズームレンズを搭載し、有効画素数1,610万(FH8)もしくは1,410万(FH6 / S2)画素のCCDを採用したエントリーモデル。3機種ともに、光学式手ブレ補正・高感度モード・動き認識による「トリプルブレ補正」、カメラが被写体の顔の有無、距離などの情報からシーンを自動で判別・設定する「おまかせiA」、アルゴリズムの最適化などよってレスポンスを高速化した「スピードフォーカス」を搭載している。

そのほか、「超解像iAズーム」や最大15人まで顔を検出する「顔認識AF/AE機能」、コントラストと明度を簡単に補正できる「かんたんレタッチ」機能、カメラを縦・横に振りながら撮影するだけでパノラマ撮影が行える機能、窓ガラス越しでもきれいに撮れる「ガラス越し」(シーンモード)などを搭載。DMC-FH8 / FH6は、撮影後に顔をキレイにレタッチする「ビューティレタッチLite」も搭載する。記録メディアは3機種ともに約70MBの内蔵メモリーのほか、SD / SDHC / SDXCカードに対応。

DMC-FH8の突起部を除く本体サイズは、W96×D19.4×H57.1mmで、バッテリーとメモリーカードを含んだ重さは約123g。推定市場価格は20,000円前後。

DMC-FH6の突起部を除く本体サイズは、W96.4×D19.9×H55.5mmで、バッテリーとメモリーカードを含んだ重さは約119g。推定市場価格は17,000円前後。

DMC-S2の突起部を除く本体サイズは、W97.9×D20.6×H56.5mmで、バッテリーとメモリーカードを含んだ重さは約112g。推定市場価格は14,000円前後。

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