GTX 1050 Tiに初のロープロモデル

MSIの「GeForce GTX 1070 SEA HAWK X」は、Corsair製の水冷クーラー「Hydro H55」を搭載したGeForce GTX 1070グラフィックスカードだ。GTX 1080の上位モデルはすでに発売されており、その下位モデル。クーラーはオールインワン型のため、メンテ不要で扱いは簡単だ。動作クロックは1607/1797MHz。価格は69,000円前後。

MSIの「GeForce GTX 1070 SEA HAWK X」。いわゆる簡易水冷を搭載した

ラジエータは12cmサイズ。カード側にはブロワファンも用意されている

また「GeForce GTX 1050 Ti 4GT LP」は、GeForce GTX 1050 Ti搭載のグラフィックスカードながら、ロープロファイルを実現したモデル。Mini-ITX等の小型ケースでもゲームを楽しみたいときなどに便利だろう。動作クロックはリファレンス通り。クーラーは2スロット厚で、デュアルファンを搭載している。価格は20,500円前後だ。

こちらは「GeForce GTX 1050 Ti 4GT LP」。ロープロ用ブラケットも付属

クーラーは割とゴツい。出力端子はDisplayPort、HDMI、DVIの3種類だ

3.5GB/秒の超高速SSDがついに登場

Samsungの「960 PRO」「960 EVO」は、NVMeに対応したM.2タイプのSSD新モデル。5コアの新型コントローラ「Polaris」とV-NANDフラッシュを搭載し、リード最大3,500MB/秒という超高速なデータ転送を実現している。価格は、PROの512GBモデルが40,000円~43,000円前後、EVOの500GBモデルが30,000円前後、1TBモデルが60,000円前後。

Samsungの「960 PRO」。現在入手できるSSDとしては最速モデルとなる

こちらは「960 EVO」。下位モデルとはいえ十分高速でコスパは良い

上位モデルのPROは、今回入荷した512GBのほか、1TBと2TBをラインナップ。保証は5年間だ。またEVOは下位モデルとはいえ、リード最大3,200MB/秒と速く、250GBモデルも用意されている。保証は3年間。NVMe対応SSDは発熱が気になる人もいるだろうが、両モデルとも基板裏面に銅箔を含むラベルが貼られており、放熱性を高めたという。