ネクストレベルが運営する「ミライのお仕事」は8月4日~8月9日、「いま抱えている仕事の悩み」についてアンケート調査を実施した。

  • 世代を超えてダントツの1位になった、現代の働く男女の多くが抱えるお悩みが明らかに!

働いていれば誰しも「仕事の悩み」を抱えてしまうものではないだろうか。そこで今回、社会人経験がある男女296名(男性136名・女性160名)にインターネットアンケートを実施。年齢による悩みの違いや悩んだ時の解決法も調査した。

  • 「仕事の悩み」ランキング2023! 1位はダントツで「給与が低い」

社会人経験のある男女296名に「いま抱えている仕事の悩み」について聞いてみると、37.2%の人が「給与が低い」と回答。2位の「社内の人間関係」に24.4ポイントの差をつけてダントツの1位となった。

一方で、過去にはいわゆる「ブラック企業」の長時間労働などが社会問題になったが、「ブラック企業」という言葉が「新語・流行語大賞」でトップテン入りした2013年頃と比べると、「残業が多い」など労働環境に関する悩みや不満はかなり減っているのではないだろうか。

  • 1位の「給与が低い」は、20~50代の全世代で共通の悩み

世代別に悩みのTOP5を見てみると、20~50代のすべての世代で「給与が低い」が1位という結果に。長い期間勤めても給与が上がらないという声も多数聞こえた。

【コメント】
・たとえ昇進したとしても、直属の上司が「10年給料が変わらなかった」と自慢のように言っている。全然自慢じゃないし、自分に置き換えたらゾッとする。子どももいるし、旦那も給料少ないし、値上がりラッシュだし、そんな会社にいたら破産する。(山口・27歳・女性・会社員)
・勤続20年だが、年収はほとんど変わっていない。(神奈川・42歳・女性・会社員)
・若い頃は景気も良く順調に賃金も上がっていましたが、不景気が続き思うように伸びず。(静岡・44歳・男性・会社員)
・とにかく給料が安いので、旅行にいくこともできない。老後に備えることもきびしい。貯蓄もたまりません。(宮崎・55歳・男性・会社員)
・給与が低いため、今後、出産して育児をしていくにあたって、この給与では、貯蓄を切り崩していかないといけない。(青森・36歳・女性・パート/アルバイト)
  • 2位の「社内の人間関係」の悩みは、若い世代で上位に

「給与の低さ」に次いで各世代で上位に入っているのは、総合順位でも2位の「社内の人間関係」の悩み。とくに20~40代の若い世代で上位になっている。

  • 「現在の働き方」は、全体の3分の2が「毎日出社をする」と回答

回答者の「現在の働き方」について聞いてみると、全体の3分の2が「毎日出社をする」と回答。「リモートとの混合」も合わせると、86.2%の人が出社をしていることがわかった。

コロナ禍を経て出社の頻度が元に戻りつつあることを考えると、人と直接コミュニケーションする機会が増加し、職場での人間関係の悩みもより増えるのかもしれない。

【コメント:上司に関する悩み】
・現在の上司は、いまどきパワハラ発言をします。言われるのも・他人が言われているのも不快に感じています。(大阪・38歳・女性・会社員)
・上司の気分の浮き沈みが激しく、機嫌が悪い時はかなり強く他人を叱責する。精神的に疲れる。(千葉・32歳・女性・会社員)
【コメント:同僚に関する悩み】
・女性が多い職場でお局様がいて、自分とソリが合わない人間にしつこくいびったり、上司に悪くいったりする。(熊本・60歳・女性・パート/アルバイト)
・人の輪を乱す同僚がいるので困っています。いつも文句や悪口ばかりでうんざりします。(東京・35歳・女性・パート/アルバイト)
【コメント:部下に関する悩み】
・若い部下たちが仕事をおぼえてくれない。こちらでチェックしなければならないことが多く、監督するのが大変。(埼玉・43歳・女性・パート/アルバイト)
・人間関係を構築するのがとにかく苦手なので、新しい人が増えるたびに困ってしまいます。(北海道・31歳・男性・会社員)
  • 3位の「会社の将来性・雇用の安定性」への不安は、30~50代で10%超え

総合3位には「会社の将来性や、雇用の安定」に関する悩みがランクイン。世代別に見ると、30~50代では10%以上が「会社の将来性や、雇用の安定」に悩んでいると回答している。

子育てなどお金がかかるライフステージに差し掛かるにつれ、未来への不安も増すのかもしれない。

【コメント】
・自分が定年になるまで、会社が存続しているか不安。倒産でもすれば、家族との生活に困ってしまうからです。(埼玉・33歳・男性・会社員)
・求人を出しても若い人がこず、将来働き手が少なくなって立ちゆかなくなるのではないかと心配。(東京・35歳・男性・会社員)
・開院したばかりのクリニックで、患者数が伸び悩んでいる。(北海道・30歳・女性・パート/アルバイト)
  • 4位の「仕事へのやる気が出ない」も各世代でTOP5入り

各世代のTOP5で「仕事のやる気が出ない」という回答も目立った。なぜやる気が出ないのか聞いてみると、以下のようなコメントが寄せられた。

【コメント】
・尊敬できる上司が定年し、人の悪口しか言わないような他部署の役員が上司となり、やる気が失せています。(茨城・37歳・男性・会社員)
・長く同じ職場にいることで、単純に飽きが来ました。しかしやめることはできないので、不毛に想いながらも続けるのみ。(岡山・34歳・男性・会社員)
・とある企業の子会社なのだが、数年に1度社長が代わり方針や考え方がそのたびコロコロ変わる。今までは仕方がなく付き合っていたが、歳を取って疲れを感じてきた。(富山・58歳・男性・会社員)
  • 仕事を「辞めたい」と思ったことがある人は73.3%

さまざまな悩みや不満がある中で、73.3%の人がこれまでに仕事を辞めたいと思ったことが「ある」と回答した。

  • 辞めない理由は「生活ができないから」が1位で38.2%

「仕事を辞めたい」と思ったことがある人に「辞めなかった理由」を聞いてみると、1位は「生活ができないから」で38.2%に上った。

また、いざ転職となると転職活動が面倒に感じたり、転職先が見つかるか不安という気持ちもあるようだ。

【コメント】
・待遇や上司に不満は募るが、生活のためには黙々と働くしかないのが辛い。(長崎・45歳・男性・会社員)
・もう会社で這い上がっていくのは難しいのかなと思います。かといって、転職がうまく行くとも限らず、袋小路に入ってしまったような気分です。(千葉・46歳・男性・会社員)
・収入をアップしたいが、家庭との両立を考えると働ける時間や場所が限られてしまう。(茨城・36歳・女性・パート/アルバイト)
・年齢的に転職が難しいのはわかっていますが…。(北海道・50歳・男性・会社員)
  • 仕事に悩んだ時の解決法は「誰かに相談する」が54.1%、相談相手は「家族」「友人」「同僚」がTOP3

仕事に悩んだときにどう行動するかも聞いた。半数以上の54.1%が「誰かに相談する」と回答。さらに相談相手について尋ねると、「家族(38.8%)」「友人(19.8%」「同僚(15.5%)」が上位という結果となった。

【コメント】
・相談することで新しい答えが見つかるかもしれないのと、自分ひとりでは限界があり、悩みが少しでも晴れると気持ちが楽になる。(長野・36歳・男性・パート/アルバイト)
・夫に現状と私の気持ちや今の仕事について話し、励ましてもらってモチベーションをキープする。(静岡・33歳・女性・パート/アルバイト)
・誰かに愚痴を聞いてもらうだけですっきりすることが多い。(京都・38歳・男性・会社員)
・まずは同僚に悩みを相談し、共感を得て自分だけじゃないことに安心します。(福岡・35歳・女性・パート/アルバイト)

実際に「転職を考える・転職活動をする」と回答した人も50.0%いた。今すぐの転職でなくとも、自分の市場価値を調べたり、「調べておけばいつでも辞められる」とお守り代わりに転職サイトを活用している人も見られた。

【コメント】
・転職サイトに登録して、良い環境があれば移ろうと考えている。また、自分の市場価値について知りたい。(神奈川・45歳・男性・会社員)
・転職サイトを見るとよい給料の職もあって、いつかここに勤めてみたいと希望が持てるから。(山口・27歳・女性・会社員)
・いつでも転職できるように転職サイトに登録し、良いと思う会社をリストアップ。さらに面接やリモート説明会も受けました。すぐに辞めれるという気持ちでいると楽になります。(東京・27歳・男性・会社員)

今回の調査では、年齢を問わず「給与が低い」ことがもっとも大きな仕事の悩みであることが浮き彫りになった。ニュース等では大手企業を中心に、2023年は賃上げ傾向にあると報道されてはいるものの、調査結果を見る限りでは「給与の低さ」に関する悩みは解決していないようだ。

誰かに悩みを聞いてもらってストレス解消することもひとつの手だが、給与や人間関係に関する悩みは、自分ひとりでは解決しにくいもの。実際に転職サイトへの登録など、行動し始めている人も半数いた。

年齢・性別・スキルなどから転職は難しいと考える人も多い。実際に転職をする・しないは別として、転職サイトやエージェントに登録・相談だけでもしてみてはいかがだろう。自分でも気が付かない市場価値や、思いがけない転職先が見つかるかもしれない。