JR西日本は、ダイヤ改正を2022年3月12日に実施し、和歌山線・万葉まほろば線(桜井線)で昼間時間帯の直通運転区間を見直す。奈良～桜井間、王寺～高田間、五条～和歌山間など、利用状況に合わせた一部列車の運転取りやめも予定されている。
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和歌山線・万葉まほろば線(桜井線)で昼間時間帯を中心に列車の見直しが行われる
和歌山線・万葉まほろば線(桜井線)では現在、昼間時間帯に奈良～高田～和歌山間を直通する普通列車を上下計10本(奈良発和歌山行4本・和歌山発奈良行6本)運転し、高田駅で王寺方面の普通列車と接続している。来年3月のダイヤ改正で直通運転区間が見直しとなり、「現在『奈良～高田～和歌山』、『王寺～高田』間で運転している普通電車は、『奈良～高田』、『王寺～高田～和歌山』間で運転」するとのこと。
万葉まほろば線の奈良～桜井間、和歌山線の王寺～高田間では、平日のおおむね11～14時台にそれぞれ上下各4本の運転を取りやめ、一部列車で行先変更も行う。ダイヤ改正後、奈良駅では平日11～14時台の毎時24分頃に高田行が発車し、土休日11～14時台の毎時24分頃に高田行、毎時54分頃に桜井行または王寺行が発車。桜井駅では平日11～14時台の毎時37分、土休日12～14時台の毎時7・37分に奈良行が発車する。王寺駅では平日11～14時台の毎時6分頃に和歌山行が発車し、土休日11～14時台の毎時6分頃に和歌山行、毎時26分頃に高田行が発車。高田駅では平日11～14時台の毎時9分、土休日11～14時台の毎時9・49分に王寺行が発車する。
和歌山線は五条～和歌山間でも列車の見直しを実施。平日に上下計4本、土休日に上下計5本の運転を取りやめるほか、平日の上下計12本、土休日の上下計9本において、五条・橋本～粉河間を中心に運転区間を短縮する。あわせて平日・土休日ともに1本を増便する。ダイヤ改正後の五条～粉河間は、朝の通勤時間帯を除き、おおむね毎時1本の運転に。粉河～和歌山間もダイヤ改正後、朝夕の通勤時間帯を除き、おおむね毎時1本の運転となる。
