JR東日本東京支社は14日、中央・総武線各駅停車の運転業務を担当する中野電車区が7月10日に開設100周年を迎えたことを記念し、9月21日から記念ヘッドマークを掲出した列車の運行とオリジナル記念グッズ販売会、11月28日に中野電車区で電車撮影会と旧検修庫見学を開催すると発表した。

  • 大正時代に建設され、現在は車庫として使用している旧検修庫

記念ヘッドマークと100周年記念ロゴのデザインは、地域への感謝の気持ちを表現するため、中野区に事務所を構える「デザイン急行」に依頼して作成したとのこと。中央・総武線各駅停車の2編成に掲出し、9月21日から運行開始。2022年3月上旬頃までの運行を予定している。

オリジナル記念グッズ販売会は、新宿駅のミライナタワー改札外にて9月21日15時頃から実施。100周年を記念したオリジナルデザインのキーホルダー2種類(各770円)、缶バッジ4種類(各330円)、コースター2種類(各770円)、クリアファイル5種類(各440円)、サボプレート1種類(2,420円)を販売する。

  • シミュレータ見学イメージ

中野電車区での電車撮影会と旧検修庫見学は、11月28日の13時20分から15時20分までと13時50分から15時50分までの2回にわたり開催され、募集人数は各回20名。ヘッドマーク掲出列車(E231系0番台、E231系500番台、E231系800番台)を撮影できるほか、中野電車区運転士と建築を担当する社員による解説付きの旧検修庫見学、運転士が実際に訓練するシミュレータの見学など予定している。参加費は8,000円(5名限定の全額「JRE POINT」支払限定枠は7,500円)。「JRE MALL」にて9月28日14時から申込みを受け付ける。