JR東日本東京支社をはじめ、首都圏の路線を管轄する各支社は17日、都内から各方面へ、初日の出鑑賞に便利な臨時列車を運転すると発表した。来年春に定期運用を終了する185系を使用し、伊豆方面へ快速「伊豆初日の出号」も運転される。

  • JR東日本が1月1日早朝、都内から各方面へ初日の出鑑賞に便利な臨時列車を運転(写真は185系)

快速「伊豆初日の出号」は6両編成の185系を使用し、全車指定席(368名)で運転。1月1日の早朝4時15分に品川駅を発車し、川崎駅、横浜駅、戸塚駅、大船駅、藤沢駅、網代駅、伊東駅、伊豆高原駅、伊豆熱川駅、片瀬白田駅、伊豆稲取駅、今井浜海岸駅、河津駅に停車して、終点の伊豆急下田駅に7時41分に到着する。初日の出ビューポイントである白田海岸への最寄り駅、片瀬白田駅では約45分間停車する。

犬吠埼・南房総方面への臨時列車として、特急「開運銚子初日の出」「外房初日の出」を運転。特急「開運銚子初日の出」は5両編成のE257系を使用し、全車指定席(指定席の発売は100席まで)で、両国駅2時55分発・銚子駅5時5分着で運転される。特急「外房初日の出」は255系(9両編成、全車指定席)を使用し、新宿駅3時0分発・千倉駅5時25分着の下り列車、千倉駅9時40分発・新宿駅12時38分着の上り列車を運転。「外房初日の出」の運転に合わせ、食事等とセットになった「びゅう旅行商品」も発売予定だという。

富士山・河口湖方面も、初日の出鑑賞に便利な臨時列車として、特急「富士回遊93号(富士初日の出号)」を設定。5両編成のE257系を使用し、全車指定席で、1月1日早朝に新宿駅4時13分発・河口湖駅6時17分着で運転される。