また、女性は更年期になって女性ホルモンの一種であるエストロゲンが減少すると、骨粗しょう症を招きやすくなる。予防のためには、大豆食品などに多く含まれているイソフラボンの摂取を意識することも大切。イソフラボンを有効活用するためには、腸内環境をよくすることも心掛けたい。
乳製品を使わなくてもクリーミー
さらに板橋さんお勧めのカルシウム強化メニューも教えてもらった。それがこの「桜えびとしらすの豆乳のフォー」だ。
魚介類と豆乳を合わせたクリーミーなフォーは、乳製品は一切使っていないがカルシウムはたっぷり。女性に発症率の高い骨粗しょう症はカルシウムの補給も大切だが、女性ホルモンのバランスも深く関係してくる。
大豆を原料とする豆乳に含まれるイソフラボンは、ホルモンバランスの乱れからくる骨粗しょう症を予防する効果が期待できる、女性の強い味方。桜エビやしらすなど、カルシウムの多い食材と合わせて摂るのがお勧めだ。
桜えびとしらすの豆乳のフォー
材料(1人分)
フォー 50g / 桜えび 5g / 豆もやし 適量 / 生しらす 20g / パクチー 適量 / ラー油 お好みで
A(水 150ml / 豆乳 150ml / 鶏がらスープ 小さじ1 / ナンプラー 小さじ1 / 塩 適量 / こしょう 適量 / しょうが 少々)
つくり方
1. 小鍋にAと桜えびを加え、加熱する。桜えびの香りが出てきたら、もやしを加えてさっと加熱する。
2.フォーをゆでる。
3.器に1と2、生しらす、パクチーを盛りつける。お好みでラー油を加えて完成。
調理時のポイント
■フォーがないときには、そうめんでもOK
■ナンプラーが手に入りにくい場合はしょうゆでも可能