【レポート】

女性ホルモンを増やす食べ物やハーブはあるのか医師が解説

1 大豆イソフラボンの効果のほどは?

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若々しく見られるために欠かせない女性ホルモン

女性ならば、誰しもが「いつまでもきれいに若々しくいたい」と思っていることだろう。そのために欠かせないのが女性ホルモン。ところが、女性ホルモンの分泌量は20代後半をピークとし、次第に減っていく。どれだけアンチエイジングに力を入れていたとしても、30代後半には確実に減少し始めるのが自然の摂理だ。

そのため、減少した分を「女性ホルモンによい」などとうたわれる食べ物やハーブティー、アロマなどで補おうと努力している女性もいるはず。だが、本当にこれらのもので女性ホルモンを増やすことができるのだろうか。ホルモンに詳しいAACクリニック銀座の院長・浜中聡子医師に伺ってみた。

女性ホルモンによい食事

まず、食事面からだ。「大豆イソフラボンが女性ホルモンにはよい」と言われているのを聞いたことはないだろうか。実際、大豆イソフラボン由来の成分配合食品を摂取している女性に話を聞いてみると、体感がよいという人も少なくない。

ただ、浜中医師は女性ホルモンにとって最もよいのは「栄養バランスのとれた食事」と力を込める。

「例えば、ビタミンB6は女性ホルモンの一つ・エストロゲンの代謝によいと言われていますが、ビタミンB1、B2、B6、B12はそもそもお肌によいという前提があるわけです。特にB6は、女性ホルモンというより皮膚とか粘膜によい。何か一つの食品や栄養素を取り上げて『これがよいです』というよりも、低脂肪・高たんぱくでビタミンやミネラルを含む食事をする、ということしかないですよね」。

大豆イソフラボンやビタミンB6、亜鉛などの単体ばかりを摂取するのではなく、あくまでも健康的な栄養バランスを追い求めることが肝要。「これさえ食べておけば女性ホルモンが増える」なんていう"魔法の薬"はないというわけだ。 さらに食事面について言えば、インスタント食品の摂取はホルモンバランスに悪影響をおよぼす恐れがあるという。化学調味料が入っているものは、成長ホルモンの妨げになるという科学的知見が得られており、自律神経にも不調をきたす。

とはいえ、すべての食事をオーガニックにするのも難しい。「コンビニエンスストアで食品を買う際や、外食が続くときにどういう工夫をしたらよいか自分なりに考えるところから始めてみましょう」。

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目次
(1) 大豆イソフラボンの効果のほどは?
(2) 「恋をすると女性ホルモンが増える」は本当か
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