Q.夫のお金の使い方に不満はありますか?

「今日は飲み会だからお金ちょうだい」って、簡単に夫が言ってくる。こっちは日々やりくりして節約して、欲しいものもガマンしてるのに、なんでよ!! 今回はマイナビニュース会員のうち既婚女性170名に、夫のお金の使い方に不満はあるか答えてもらった。

Q.夫のお金の使い方に不満はありますか?

はい 32.4%
いいえ 67.7%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それはどうしてですか? どんなことに不満を感じますか?

■使い切る
・「あったらあるだけ使うタイプだから」(33歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「お財布に入る分だけ使ってしまうこと」(32歳女性/ソフトウェア/営業職)
・「おこづかいがあるのに人にたかって、足りないと騒ぐ」(46歳女性/医療・福祉/専門職)
・「おこづかいがなくなればもらえばいいと思ってる」(29歳女性/生保・損保/営業職)
・「ほとんど使ってしまう」(50歳以上女性/ソフトウェア/クリエイティブ職)

■趣味にかけすぎ
・「お金がかかる趣味ばかり」(29歳女性/医療・福祉/専門職)
・「フィギュアに使う」(24歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「好きなもの(カー用品)はどーしても買いたくて、諦めない」(32歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「家の貯蓄など、まったくお構いなしで、趣味のマンガ本やCDばかりにつぎ込んでいるところ」(46歳女性/学校・教育関連/販売職・サービス系)
・「携帯のゲームに月、万単位で課金する意味がわからない! 無駄!」(22歳女性/その他/その他)
・「タバコをやめないこと」(38歳女性/電機/技術職)

■飲み代がすごい
・「飲み会が多い」(27歳女性/農林・水産/技術職)
・「一回の飲み会で1万円使う」(31歳女性/マスコミ・広告/秘書・アシスタント職)
・「人付き合いとタバコにお金かけすぎ……人付き合いだからって三次会まで飲みに行って、帰りはタクシーとか意味不明」(29歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「人にすぐおごる」(27歳女性/小売店/営業職)

■散財する
・「いきなり高い買い物をしている」(31歳女性/その他/事務系専門職)
・「勝手にカードで買い物する」(28歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「勝手に借金する」(38歳女性/医療・福祉/専門職)
・「おいしく食べられるものを食べさせずに、一人で競馬しているから」(23歳女性/不動産/技術職)
・「必要以上に高級家電を欲しがる」(36歳女性/商社・卸/事務系専門職)
・「稼ぎに合った倹約する使い方ができていない」(46歳女性/その他/その他)

■男性の習性?!
・「男性全般の特徴だと思うけれど、同じものがあったら高い方を買おうとするところ」(31歳女性/電機/事務系専門職)
・「値段が高くていいのは当たり前だがそんなものを買うほどうちは裕福ではない」(28歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「時間をお金で買うところ」(50歳以上女性/その他/その他)
・「めんどくさがって交通費などをたくさん使う」(32歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「何にいくら使ってるか把握してない、すぐにお金がなくなったとお金を要求してくる」(31歳女性/その他/その他)
・「彼のお金をかけるポイントがわからない」(29歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)

■節約できない
・「節約しようという気持ちが無いから……たまに早く帰って、ご飯を作ってあげようという気持ちがなく、いつも外食」(30歳女性/情報・IT/技術職)
・「お金を払う際にポイントを貯めることを徹底してくれない」(33歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「コンビニなどでのちょっと買いが多い」(29歳女性/情報・IT/技術職)

■総評
夫のお金の使い方に不満があるという女性は32.4%と、既婚女性のほぼ3人に1人は不満を抱えているという事実が明らかになった。

回答に見られたのは、夫の無駄遣いに関する不満がほとんどだった。「あったらあるだけ使う」「なくなったらもらえばいいと思ってる」とお小遣いの使い道をボヤく妻の意見がズラリ並んだ。特に、夫の趣味に関する指摘が多く、「車」「マンガ」「ゲーム」「フィギュア」「CD」など、日々節約している妻たちから見ると、「そんなものにお金をかけるなんてもったいない!」と感じてしまうよう。

人付き合いとはいえ、飲み代で1回に1万円がポーンと出てしまっては、ため息をつく妻の気持ちもよく分かる。また、カードで高い買い物をしてしまう、いきなり借金してしまう、ギャンブルに使ってしまうなど、困った夫の例も多数報告された。「相談がない」「勝手に使う」のがイヤというコメントも寄せられたが、これには「相談したら絶対反対されるから」という男性の反論が聞こえてきそうだ。

男性に対して「お金を使うポイントが分からない」という女性の声もあった。特徴的だったのは、「同じようなものなら高い方を選ぶ」「交通費がかかっても、時間をお金で買おうとする」ということ。合理的なお金の使い方の気もするが、女性には「浪費」や「面倒くさがっている」と映り、理解不能なようだ。節約したい女性からすると「外食」も「ポイントを貯めない」ことも不満に感じていた。

回答を見る限り、ほとんどの男性はお小遣い制のようだった。お小遣いをオーバーしたり借金したりするのは確かに問題だが、渡したお小遣いの範囲内で何を買うかは自由にさせてあげてほしい気がする。

調査時期: 2015年2月13日~2015年2月23日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性170名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません