今回の研究に用いられた原子構造の計算システム(300原子)。青い大きい球はアルミニウム原子、白い小さい球は窒素原子、黄緑色の球は窒化アルミニウム結晶中のハフニウム原子。黄色の面は、複合欠陥に由来する局在スピン密度が表されており、ハフニウム原子とその隣のサイトの空孔構造に強く局在している。複合欠陥周りのAlN結晶の電子状態からの寄与を取り込み、複合欠陥近傍の電子状態を記述する問題を抽出する様子が赤い矢印で示されている(出所:旭化成プレスリリースPDF)
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