図28 問題規模と計算時間。左のカーブは古典的な計算手法を使った場合で、比較的系の原子の数が少なくても計算時間が宇宙の年齢を超えてしまう。一方、量子コンピューティングでは、系の原子の数が増えても計算時間の増加は緩やかで、古典的計算では解けなかった問題が解けるようになる
京をはじめとする日本勢もTOP500に代表されるランキングの上位に多く入ることで注目を集めるほか、人工知能(AI)やディープラーニングでも活用が進むなど、さまざまな用途で活用されるようになったスーパーコンピュータに関わるホットな話題を詳細な説明付きで紹介します。