JAXAとアルウェットテクノロジーが共同開発し、2020年2月に発表された「軌道上画像化装置(FLIP)」。従来は地上で行われていたSARデータの画像化処理を、高速処理が可能なFPGAに適したアルゴリズムに書き換えてファームウェア化することで、衛星搭載用装置として完成したという。従来方式だと衛星のデータレコーダの容量とデータ伝送速度の限界のため、観測域の拡大が難しい状態だった。しかしFLIPを活用すれば、SAR衛星による海洋観測なども考えられ、小型のSAR衛星の需要増も期待されるとしている (出所:JAXA Webサイト)
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