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シミュレーション結果の一例。先行研究において中心核の形成が起きたとされている、さまざまな温度・圧力パス(左上)で、水素が核とマントルにどのように分配されるかがシミュレーションされた。横軸は、地球質量の何%まで計算を進めたかの結果が表されている(100%で地球サイズ、10%で火星サイズ)。ここでは、地球に一定の水が降ってくる場合が仮定されている。右上図にあるように最終的にマグマオーシャンに690ppm(地球のマントルの水 + 海水の合計の最小値)の水が残るように計算が行われた。その結果、地球の10%の質量を持つ惑星(たとえば火星)でも、その多くの水は中心核に分配され、水素が核の主要な軽元素といえるという(下図)。また地球の場合には、現在の海水のおよそ30~70倍相当もの水素が核に存在していることがわかる。なお下図右の「海水の何倍相当か」の軸は、惑星のコアとマントルの質量比が地球と同じと仮定して表されている (出所:東大Webサイト)

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