医療や福祉の現場では、長い間PHSやポケベルがコミュニケーション基盤に利用されてきた。ただ、ポケベルは2019年9月にサービスを終了し、つづけてPHSも2021年1月でサービスを終了。これを受け、多くの医療・福祉機関が、コミュニケーション基盤の見直しを余儀なくされた。

IP-PBXとリンクするアプリの開発をめざす! 医療業界のIoT化への第一歩

医療福祉をIoT化した成功事例について、ダウンロード資料から詳細をご覧いただきたい。

PHSに関しては法人向けに限り現在契約中のものは利用可能となっているが、それでも近い将来で利用できなくなることが容易に想像できる。

山梨県に施設を構える「勝沼ナーシングセンター」は、これまで述べた背景からコミュニケーション基盤の見直しに取り組んだ介護老人保健施設だ。同施設がユニークなのは、脱PHSを目的に据えるのではなく、サービス品質の向上をゴールにして取り組みを進めたこと。同施設はIP-PBXソリューション「Avaya Office」を中核としたIoT化を推進することで、従来以上にきめ細やかな福祉サービスを入所者へ提供することに成功。それも、入所者の負荷なく短時間に、なおかつ、検討初期に採用を断念したシステムと比べておよそ4分の1のコストでこれを実現している。

同取り組みを支援したシネックスジャパンがまとめた導入事例から、一部を紹介していきたい。

[医療福祉]IoT化 成功事例
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従来の業務フローを踏襲しながらサービス品質を向上させる

勝沼ナーシングセンターがコミュニケーション基盤の見直しに着手したのは2018年のこと。ナースコールの受信機に利用してきたポケベルのサービス終了を受け、これに替わる基盤の整備に臨んだ形だ。そんな同施設の取り組みには、幾つかのポイントがある。

1つは、基盤刷新に伴う業務フローの変化を最小にしたこと。ナースコールを介した入所者の呼び出しとそこへの対応は、日々の業務の中で特に重要なものの1つだ。業務の流れが変わってしまうと入所者への対応に少なからぬ影響が生じる恐れがある。このため、取り組みにあたってはフローの変化を可能な限り抑えることが目指された。

ただ、そのためには、スタッフステーションや居室にあるナースコールボタンといった既存設備をそのまま用いる構成を採らなくてはならない。こうした既存設備、従来フローを踏襲しながらも冒頭に述べた “従来以上にきめ細やかな福祉サービスを入所者へ提供することに成功” したことは、勝沼ナーシングセンターの取り組みのユニークさを物語っているといえよう。

Avaya Officeを中核にしてナースコールと福祉スタッフのスマートフォンとを連携する仕組みを構築

Avaya Officeを中核にしてナースコールと福祉スタッフのスマートフォンとを連携する仕組みを構築。既存設備や従来フローを踏襲し、尚且つ発展性を備えたコミュニケーション基盤を用意した。


ダウンロード資料では、勝沼ナーシングセンターが実現したきめ細やかな福祉サービスの具体例も交えながら、同施設の取り組みを詳細に解説している。脱PHSの取り組みでは、いかにして従来フローを踏襲するかが検討事項となるはずだ。これを果たしながらサービス品質も向上させた本取り組みは、医療福祉に携わる方にとって有用な示唆を与えてくれるだろう。

なお、勝沼ナーシングセンターでは現在シネックスと協働し、複数の介護スタッフを一斉に呼び出せるトランシーバー機能の実装やナースコールと施設外の接続を可能とする仕組みの整備、センサーやカメラとスマートフォンアプリの連携など、Avaya Officeとスマートフォンアプリを連携した新たな取り組みを進めている。今後、同施設の利便席はよりいっそう向上していくことが期待される。

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[PR]提供:シネックスジャパン