クラウド ネイティブな技術を取り入れて事業を加速させた、3 社の取り組み

ダウンロード資料では、ナレッジスイート、Ubie、Synspective 3 社の取り組みを紹介している。ぜひご覧いただきたい。

仮想化によってアプリケーションの実行環境を設ける「コンテナ」、大量のコンテナをオーケストレーションする「Kubernetes」といったクラウド ネイティブな技術は、サービスの柔軟性を高めたり運用の自動化を図っていくうえで、極めて有効なテクノロジーだ。DX の文脈でもこれら技術の必要性が強く叫ばれているが、では本番環境に実装する動きが加速しているかというと、残念ながらそうとはいえない。”新しい技術” というイメージとそこから生じるハードル意識、安定性への懸念などから、まだ様子見の企業が多い状況といえる。

もしも上で述べたことを理由に採用を見送っているなら、実際に同技術を採用した企業の取り組みに目を向けてほしい。本稿でダウンロードできる 3 社の取り組みをご覧いただくだけでも、学習コストをそれほどかけずに技術実装が可能なこと、サービス提供の安定性はむしろ向上することがわかるはずだ。各社の取り組みについて、簡単に紹介していきたい。

グーグル提供資料
Google Cloud 導入事例
・ナレッジスイート株式会社  ・Ubie株式会社  ・Synspective Inc.
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クラウド ネイティブな技術を取り入れて事業を加速

ダウンロード資料で登場するのは、営業支援ソリューションを提供するナレッジスイートと医療現場の業務効率化を支援する Ubie、衛星による観測データを活用したワンストップ ソリューションを提供する Synspective の 3 社。いずれも、パブリック クラウドの Google Cloud を利用して自社サービスの提供基盤にクラウド ネイティブな技術を取り入れることにより、事業そのものを加速することに成功している。


ナレッジスイート:DX 化への加速と障害時の影響範囲局所化を実現
ナレッジスイートがクラウド ネイティブ技術の実装を決めたのには、ある理由があった。同社は 2019 年 4 月、主力サービスである「Knowledge Suite」において発生したシステム障害により、数日間のサービス提供停止を余儀なくされた。サービス基盤をマイクロ サービス化していればトラブルの影響範囲を局所化できたはず――こうした思いと “顧客に悪影響を及ぼす障害は 2 度とすべきではない” という強い決意が、同社を新たな技術実装に向けて動かした形だ。

ナレッジスイートは 2020 年 6 月、レガシー アーキテクチャのもと運用していたサービス「VCRM」と「ROBOT ID」を対象に、本番環境を Google Cloud へと移行。プラットフォームをただ移すのではなく、コンテナや Kubernetes を駆使したマイクロサービスアーキテクチャを採用し、新たな環境を構築した。本番環境へこれら技術を実装するのは初の試みだったが、同社は Google Cloud の備える PaaS を積極的に活用することで、2 か月で開発を完了。影響範囲の局所化をはじめとするさまざまな面において、想定以上の効果が生まれているという。


Ubie:「AI 問診 Ubie」のシステム基盤に Google Cloud を採用
Ubieも、ナレッジスイートと同様、本番環境の移行とともにマイクロサービス化を果たした 1 社だ。同社は当時β版として提供をしていた「AI 問診 Ubie」の正式リリースに際し、サービス基盤のコンテナ化を実施。同社の背中を押したのは、Google Cloud の備える Google Kubernetes Engine(GKE)の存在である。フルマネージドの Kubernetes サービスが利用できる点は、当時インフラ担当が 1 人しかいなかった同社において大きなメリットだったという。マイクロサービス アーキテクチャの強みである柔軟性を武器に、同社は「AI 問診 Ubie」の正式リリース後も短期サイクルで機能の追加・改修を実施。サービス価値を引き上げることに成功している。


Synspective:衛星データの活用基盤を Google Cloud で構築
最後に紹介する Synspective の取り組みは、新しいサービスの提供基盤をいちから Google Cloud で構築したものだ。同社は 2020 年 9 月、ミリ単位で地番の変動を把握できる「Land Displacement Monitoring」をリリース。この開発環境と地上システムと呼ばれる「衛星の運用や衛星データを提供するためのシステム」に、Google Cloud で構築したマイクロサービス アーキテクチャが採用されている。同社が Google Cloud を選択した理由は、Kubernetes をもっとも効果的に活用できるという期待と、グーグルが誇るエンタープライズ水準のセキュリティである。同社は Ubie と同じく GKE をベースに構築を進行。この結果、高い堅牢性をもちなおかつ柔軟性にも優れた本番環境を手に入れることができた。

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各社の取り組みについて簡単に説明したが、いかがだっただろう。もし少しでもクラウドネイティブな技術の実装に興味が湧いたなら、ぜひ下のリンクから資料をダウンロードしてほしい。資料の中では各社がクラウド ネイティブな技術の実装に込めた思いやプロジェクトの過程、取り組みの結果が詳細に語られている。

なお、本稿で登場した Google Cloud について、グーグルはスタートアップ企業を対象とする「Google Cloud スタートアップ プログラム」を用意している。$2,000 以上のスタートアップ クレジットや技術トレーニングなどが無償で提供されるため、該当する企業の方はこちらにも注目いただきたい。

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