新型コロナウイルスのパンデミックにより世界中の物流に遅れが生じたことは記憶に新しい。コンテナ船スケジュールの遅延や国際旅客便の減便に伴うベリースペース(旅客機の貨物室)の減少などが起きたために、「予定どおりに資材が手に入らない」といった経験をした方は少なくないだろう。物流の遅延は、サプライチェーンの分断を引き起こし得る大きな経営リスクだ。

パンデミックが収束するまでの辛抱……、そんな思いが頭をよぎるかもしれない。ただ、実はこの数年だけをみても、数多くの「予測困難な事態によるサプライチェーンの分断」が起きている。米中の貿易摩擦はその代表例といえるが、きっかけとなるのは政治的背景の問題やパンデミック、災害だけに留まらない。ついこの間も、スエズ運河で発生した大型コンテナ船の座礁により、当該運河の通航が6日もの間ストップし、400隻超が滞留して世界の物流に大きな混乱をきたしたばかりだ。こうした小さなきっかけでも、サプライチェーンを分断させる物流の遅延が生じ得るのである。

予測困難な時代にあってもサプライチェーンを健全に保つにはどんな手法を国際物流に取り入れるべきか

予測困難な時代にあってもサプライチェーンを健全に保つにはどんな手法を国際物流に取り入れるべきか。ダウンロード資料から、そのヒントをつかんでほしい。

その場しのぎな一時対応ではなく、根本的に自社の利用する物流を見直して、サプライチェーンの健全化を図る必要があるだろう。本稿では220以上の国や地域でサービスを展開する国際総合物流企業であるユーピーエス・ジャパン(以下、UPS)のホワイトペーパーから、サプライチェーンの分断リスクを解消する物流手法について解説したい。

ユーピーエス・ジャパン提供資料
コロナ禍でサプライチェーンが分断!
明暗を分けた国際物流の手法
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サプライチェーンに関連する各事業、各部門の部分最適を、ロジスティクスという視点で繋げる

サプライチェーンの構築そのものを見た時、日本企業が遅れているかというと決してそうではない。ただ、企業間の物のやり取りを実現する輸送にまで細かく研究している企業は、まだ少数といえる。

一方、欧米の企業では、全社の事業を俯瞰して横串を刺すようなCLO (Chief Logistics Officer:最高ロジスティクス責任者) という役員レベルの役職を置くケースが珍しくない。どこで製品を作り、どのようなルートで、どのぐらいの納期で運んでいくのが会社全体の利益最大化につながるのか――このような「各事業が進める部分最適をロジスティックスという視点で繋げる」ことによって、サプライチェーンの分断リスクを引き下げ、利益増も実現することが可能になるのである。

コロナ禍においても国際物流を健全に保った企業事例

欧米と比べてまだ少数ながら、日本企業でも、以下にあげる例のようにロジスティクスの見直しによって効果を上げている企業が幾つかある。

大手電子部品メーカーA社:直送プロジェクトの立ち上げによるサービス価値向上
オートパーツ販売店B社:物流チャネルの見直しによる事業継続性の確保
玩具卸売業C社:海外小売店との輸送手段確保による、販売機会の拡大

ダウンロード資料ではここに挙げた各社の取り組みを詳細に解説しながら、サプライチェーンの分断リスクを解消する物流手法を解説している。鍵になるのは、適切な国際物流サービスを選定できるかどうかだ。ぜひ資料をご覧いただき、サプライチェーン構築における物流の重要性を再認識いただきたい。

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コロナ禍でサプライチェーンが分断!
明暗を分けた国際物流の手法
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