COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響を受け、金融サービス各社が “非対面化サービスへの転換” に迫られている。ただこれは、兼ねてより必要性が叫ばれてきた「Fin Tech」を大きく成長させる好機でもある。この半年の間、新興Fin Tech企業だけでなく従来の金融機関、保険会社、証券会社からも、デジタル化を趣旨とするニュースが数多く発せられた。金融業界全体が、「ニューノーマル」な社会に対応するビジネスモデル創出に動いているわけだ。

ホワイトペーパーではオンライン金融サービスに欠かすことのできない二要素認証について解説

ホワイトペーパーではオンライン金融サービスに欠かすことのできない二要素認証について解説。ぜひこちらからダウンロードいただきたい。

ここで留意せねばならないことに、セキュリティがある。悪意を持つ攻撃者は、今述べた社会の変化、そしてそこにある綻びを見逃さない。ついこの間も、消費者に向けて提供されている業界大手のオンライン金融サービスを狙ったサイバー攻撃が、世間を騒がせたばかりだ。

オンライン金融サービスを狙うサイバー攻撃の被害は、多くがアカウント情報の漏えいと不正ログインによって引き起こされている。アカウントにまつわる綻びは、どうすれば繕うことができるか。本稿ではVonageが提供するホワイトペーパーから、今日のオンライン金融サービスに欠かすことのできない二要素認証について解説したい。

Vonage提供ホワイトペーパー
ニューノーマル時代の到来で加速するFin Tech
成功のカギは二要素認証(2FA)にあり
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なぜ二要素認証がオンライン金融サービスに欠かせないのか

一般的に “本人であること” を認証する方式(要素)としては、パスワードといった本人のみが知る知識を用いる「知識認証」、スマートフォンやICカードといった本人の所有物を用いる「所有物認証」、指紋や顔、虹彩といった身体的な特徴を用いる「生体認証」の3つがある。二要素認証とはこのうち2つを組み合わせて用いる認証方式だ。

二要素認証の仕組み

既述したように、オンライン金融サービスを対象とするサイバー攻撃は、アカウント情報を狙うことが多い。二要素認証をサービスに実装すれば、万が一IDやパスワードが漏れたとしても、2つ目の認証要素が砦となって不正ログインからユーザーを守ってくれる。アカウント情報を狙う攻撃が増加している今日、二要素認証はオンライン金融サービスに欠かすことのできない仕組みだと言えよう。

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二要素認証をサービスに実装するには、既存の認証システムを再構築せねばならない。必然的にそこでは、多くの時間とコストが生じてしまう。ホワイトペーパーでは二要素認証について詳しく解説するとともに、既存の認証システムに大きな手を入れることなくスムーズに二要素認証が導入できるツールとして、グローバルで広く利用されている「Vonage Verify」を紹介している。Fin Techを加速しユーザーが安心・安全に利用できるサービスを提供するために、ぜひ資料を参考にしてほしい。

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