現在進行形で進化を遂げているSDNは、適用先がデータセンターからWANへと移行している。北米の企業150社を対象にデータセンターについて尋ねたIHSの調査では、45% の企業が今後2年間にソフトウェア定義WAN(SD-WAN)への投資を増やすと回答。では、SDNの応用範囲の拡大は、企業のCIOにとってどのような意味があるのか。SD-WANをどのように活用すると、どのようなメリットを期待できるのだろうか。

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SD-WANを導入すると専門スタッフなしでも拠点ネットワークが制御可能に

どのネットワーク管理者に話を聞いても、ネットワークの設定や管理は容易ではない。しかし、インテリジェンスをソフトウェアに移行すれば、そうした課題をチャンスに変えられる。毎月末に財務レポートのアップロードが義務付けられている拠点の場合、SD-WANを導入すれば、ネットワーク管理者は月末のレポートのアップロードをプログラミングし、より高速で安全なネットワーク接続を自動選択するよう設定できる。逆に、月末以外は低コストの接続を利用するよう切り替えることも可能だ。

また企業とSaaSプロバイダの接続では、データの内容が違うため、ネットワーク管理者は必要なときには特定のアプリケーションに高い優先度を設定し、それ以外の場合は優先度を下げられる。例えば、新しい保険の加入受付期間に限り、人事管理アプリケーションの優先度を高く設定できるのだ。

さらにほとんどの企業は、コストや仕事量を考えると、ネットワーク管理者の拠点への常駐には踏み切れない。しかし、ネットワークの機能を集中管理できるSD-WANであれば、個別に専門スタッフを置かなくても拠点のネットワークを細かく制御できる。

SD-WANが提供する5つのメリット

動的柔軟性を備えるソフトウェア定義WANは、ネットワークやクラウドにおける管理作業の複雑さの軽減を目指す企業に、次のようなメリットをもたらす。

まずはコストの削減。例えば、拠点にネットワーキング機能を導入する場合、基盤のハードウェアを抽象化してアプリケーションを切り離せば、企業としては高性能のルータを調達する必要がなくなり、汎用のデバイスでも十分にネットワークを構築できるようになる。さらに……

本稿で提供するPDFでは、SD-WANがもたらす5つのメリットすべてに加え、その障害や問題点についても解説。さらに、SDNとSD-WANの違いや、リバーベッドが提供する先進のSD-WANに関しても詳細に言及している。SD-WANに興味がある方は、ぜひダウンロードして、その内容をチェックしていただきたい。

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ソフトウェア定義WANの最適化

≪目次≫

  • ネットワークの仮想化をWANにも適用する場合、
    企業はプラス面と同時に障害についても把握しておく必要がある。
  • SDNとSD-WANの違い
  • SD-WANが提供する5つのメリット
  • 今後のSD-WANに期待
  • 決定的な新技術SD-WAN
  • リバーベッドが提供する先進のSD-WAN

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