ノートPCの液晶ディスプレイは11型の小型サイズから17型の大型サイズまで豊富にあるが、持ち運びのしやすさと使いやすさのバランスに優れているのが13.3型と言われている。テレワークの推進で、会社と自宅でノートPCを持ち運ぶ機会が増えている現在、なぜ13.3型ノートPCがオススメなのか、そしてテレワークをする上でチェックしておきたい機能や用意しておきたい周辺機器も合わせて紹介したい。

  • 持ち運びにも使い勝手にも優れる13.3型ノートPC

    持ち運びにも使い勝手にも優れる13.3型ノートPC

フルHDでスケーリング100%でも見やすい

ここでは、13.3型液晶を搭載するノートPC「Latitude 3301」を例にしたい。その最大のメリットは持ち運びやすさと使いやすさの両立にある。幅307.6mm、奥行き204.5mm、高さ16.8mm、重量は1.18kg(最小)と十分持ち運びやすいサイズと重量だ。

  • 13.3型ノートPC「Latitude 3301」

    13.3型ノートPC「Latitude 3301」

その一方で、13.3型の液晶ディスプレイはフルHD(1,920×1,080ドット)の解像度でスケーリングを100%(拡大表示なし)に設定しても、ある程度の見やすさを確保できるのが大きな強み(注:ノートPCの機種によって解像度は異なる)。スケーリングとはWindows 10に用意されているアプリの表示スケール機能。主に文字の拡大縮小を行うものと考えて問題ない。スケーリングの数値を高くするほど、文字は大きく見やすくなるが、その分、複数のウィンドウやアプリを同時に表示しにくくなり、作業効率が下がってしまう。

  • 13.3型液晶でフルHD、スケーリング100%。ゴミ箱のアイコンは約6mm

    13.3型液晶でフルHD、スケーリング100%。ゴミ箱のアイコンは約6mm

  • 13.3型液晶でフルHD、スケーリング150%。ゴミ箱のアイコンは約9mm

    13.3型液晶でフルHD、スケーリング150%。ゴミ箱のアイコンは約9mm

13.3型でフルHD解像度の場合、スケーリングは150%が推奨されている。もちろん、作業内容や好みによっては150%で使うのもいいが、13.3型ならスケーリング100%でも十分視認性が確保できるという点が重要だ。

また、キーボードのサイズもポイントと言える。13.3型のノートPCならば、キーの中心から隣のキーの中心までの距離となる“キーピッチ”が、デスクトップPCのキーボードとほぼ同じ距離が確保されていることが多い。そのため、長時間の入力作業もこなしやすい。これも13.3型がメインのPCとしても使えると言われる点だ。

  • Latitude 3301は約19mmのキーピッチを確保

    Latitude 3301は約19mmのキーピッチを確保

13.3型のノートPCは高性能なモデルが多いのも選ばれる理由だ。Latitude 3301も、CPUは第8世代インテル® Core™ プロセッサーシリーズを搭載。CPU、メモリ、内蔵SSD、搭載するWindows 10のエディションなどが異なる4モデルをラインナップしているが、SSDにはすべてデータ転送が高速なPCI Express接続のタイプが採用されているなど、高い性能を備えている。性能はアプリの起動や動作に大きく影響する。作業効率を高めるためにも、高性能なものを選びたいところだ。

  • Latitude 3301は4モデルをラインナップ

    Latitude 3301は4モデルをラインナップ

  • 右側面には、ヘッドセット端子、USB 3.1 Gen1ポート搭載

    右側面には、ヘッドセット端子、USB 3.1 Gen1ポート搭載

  • 左側面にはHDMI出力、USB Type-C 3.1 Gen1ポート(Power DeliveryおよびDisplayPort 1.2対応)、microSDカードリーダーを搭載

    左側面にはHDMI出力、USB Type-C 3.1 Gen1ポート(Power DeliveryおよびDisplayPort 1.2対応)、microSDカードリーダーを搭載

13.3型に限ったことではないが、ノートPCは多くがWebカメラとマイクを備えているため、テレワークにおいて重要になるビデオ会議にも、即対応できるのが大きな魅力だ。セキュリティを重要視して、Webカメラを備えていないモデルも存在している。しかし、Webカメラなどテレワークに関する機器の品薄が続いている現状を考えると、Webカメラ付きを選びたい。

  • 通常ディスプレイの上部にWebカメラとマイクが内蔵されている

    通常ディスプレイの上部にWebカメラとマイクが内蔵されている

セキュリティに関しては、Windows 10では搭載するWebカメラの使用そのものをオフにしたり、カメラにアクセスできるアプリを制限することも可能だ。安心して使うなら、Zoomなどビデオ会議に必要なアプリだけ、Webカメラへのアクセスを許可するのがよいだろう。

  • アプリごとにWebカメラのアクセス許可を設定できる

    アプリごとにWebカメラのアクセス許可を設定できる

ビデオ会議で相手に声が聞こえにくいと言われたり、逆にノートPCのスピーカーでは相手の声が聞きにくいという場合はヘッドセットがあると便利だ。特にノイズキャンセリング機能が備わっているヘッドセットは、周囲のノイズをカットし、音声だけを拾う。自宅かつ家族が居る環境でテレワークをする場合はどうしても周囲が騒がしくなりがちなので、非常に有用な機能と言える。また、ヘッドセットは家族に聞かれたくないビデオ会議を行う場合にも役立つ。

  • デルのDell Proステレオ ヘッドセット - UC150 - Skype for Businessはノイズキャンセリング機能を備えているので、ビデオ会議に便利だ

    デルのDell Proステレオ ヘッドセット - UC150 - Skype for Businessはノイズキャンセリング機能を備えているので、ビデオ会議に便利だ

このほか、あると便利なのがプライバシーフィルターだ。これは正面以外から画面を見えにくくするというもの。カフェなど外出先で使うときはもちろん、自宅でテレワークする際にも家族に見せられないデータがある場合は、導入しておいたほうがよいだろう。デルでは13.3型ノート用の「デル・プライバシー・フィルター – 13.3インチ」を用意。60度の視野角から外れると真っ黒に見える。このほか、12.5型、14型、15.6型のものもラインナップしている。

  • プライバシーフィルターがない状態。側面からも表示内容が分かる

    プライバシーフィルターがない状態。側面からも表示内容が分かる

  • プライバシーフィルターを装着した状態。側面から見ると真っ黒になる

    プライバシーフィルターを装着した状態。側面から見ると真っ黒になる

このように13.3型のノートPCは、持ち運べるサイズながら、メインPCとしても使いやすいディスプレイとキーボードを備えている。テレワークに使うノートPCが必要になったら、ぜひとも第一の候補に挙げてほしい。

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原稿/撮影 芹澤正芳

監修 デル株式会社 マーケティング統括本部
   広域法人マーケティング シニア・アドバイザー 粟津和也

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