デジタルサービスの提供が企業の競争力を左右する時代。しかし、新しいサービスの開発に注力するあまり、それを支えるIT運用の革新がなおざりになっている企業も多い。デジタルトランスフォーメーション(DX)が先行する企業では、顧客満足度の低下という痛い経験から、AIを活用した次世代のIT運用「AIOps」への転換を加速させている。本稿では、Dynatrace合同会社の執行役員でエバンジェリストを担う日野 義久氏に話を伺い、DXに取り組む企業が今から備えるべき課題と解決策を探る。
インタビュイープロフィール
Dynatrace合同会社 執行役員 エバンジェリスト 日野 義久氏
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IT業界での長年の金融業界担当経験を踏まえて、2017年よりデロイトトーマツコンサルティングにて、企業のDX立ち上げ支援プロジェクトに参加し、最新のSaaS業務ソフトやRPAツールを利用したDXプロジェクトをリード。 2021年6月より現職にて、金融業界でのDXを最新のテクノロジーを利用することでさらに加速させることが可能となる仮説の元、AIを高度に利用した自動化技術によりデジタル・サービスを可視化するソリューションの展開を推進中。 |