テレワークを安全に実施するための方法として、セキュリティ対策が施された会社貸与のPCを持ち帰って利用するという手が考えられる。しかし、ノートPCを各従業員に手配することが難しいケースや、PC自体の紛失・盗難リスクがある。このリスクを避ける手段として、私物PCから会社PCのデスクトップ環境を遠隔で閲覧・操作するリモートデスクトップの利用も考えられるが、会社PCを常時起動しておく必要があるなど制約と仕組み上の不便な点もあり、不安要素が残ってしまう。
そこで、セキュリティやメンテナンスの面でメリットが大きい手段として注目したいのが、シンクライアントシステム（仮想環境）だ。本システムでは、社内（またはクラウド）に設置されたサーバー上の仮想デスクトップを、手元の物理PCから遠隔でログインして利用することが可能。システムは画面転送を行うだけであり、扱うデータはすべてサーバー上に保存されるため、PCが紛失・盗難に遭ったとしても情報漏洩の被害を最小限に抑えることができる。また、仮想デスクトップのOS・ソフトウェアのアップデートなども集中管理できるため、保守にかかるコスト・手間を軽減できる点も特長だ。
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シンクライアントシステム ― SKYDIV Desktop Client
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以下からダウンロードできるコンテンツでは、シンクライアントシステムを利用することで、手元のPCにデータを残さずオフィス外からでも安心して業務を行える環境を整備するソリューションを紹介している。
セキュリティ対策の具体例や、日常業務での活用方法がわかりやすく図解されているので、テレワークの安全性に課題を抱えている組織にとって大いに役立つはずだ。
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