コロナ禍をきっかけにテレワークやハイブリッドワークなどの働き方が浸透し、自宅で仕事を行う機会が増えて課題となりつつあるのがオン・オフの切り替え方。仕事とプライベートの境界があいまいだと、業務になかなか集中できず生産性が落ちたり、逆にいつまでも仕事モードが抜けなくてストレスが溜まってしまうことがあるからだ。

そのひとつの解決策が、オンとオフでPCを使い分けること。そこで今回は、テレワーク時代のオフ利用に適したPCの条件や具体的なおすすめ製品を紹介していこう。

オフモードに切り替えやすいPCとは

テレワークなどでオン・オフの切り替えが難しい理由に、仕事とプライベートの環境の変化が少ないことが挙げられる。オフィス勤務であれば、交通機関を使って出社し、仕事に最適化されたレイアウトのワーキングスペースで業務に集中することができるが、自宅の場合はそれがない。書斎や仕事部屋を別に用意できればいいが、その余裕がないという人も少なくないだろう。

そこでおすすめなのが、PCの使い分け。単純に仕事用PCとプライベート用PCを分けるのもいいし、1台のPCを使い回すならデスク周りの環境を工夫するのもいい。

たとえばノートPCの場合、仕事のときは外付けのディスプレイやキーボード、マウスなどにつないで2画面で使い、プライベートのときは本体だけを持ち運びソファなどでゆったり利用する。それだけでもオン・オフにメリハリをつけることができる。

デスクトップPCなら、ディスプレイの死角に隠して視野に入らないようにできると、オフ時にリラックスしやすい。またデスク周りもスッキリするため、仕事のときは資料や書類を、オフのときは趣味の小物を置いて気分を切り替えることも容易だ。

オフ利用のおもな目的といえば、Webブラウジングやオンラインショッピング、SNS、動画視聴、音楽鑑賞などが挙げられるが、これらを快適に楽しめるスペックも重要になる。メモリは8GB以上、CPUはCore i3以上が目安となるだろう。またノートPCなら画面も大きめの方がいいし、Wi-Fiも高速で遅延の少ない通信が行える方がいい。DVDなどを観たいなら光学ドライブを内蔵したもの、スマホのデータを活用したいならカードリーダーを搭載したものが便利だろう。

まとめると次のようになる。

▼オフ利用におすすめのPC
・机の上で邪魔にならないサイズ
・複数の周辺機器をつなげる充実したインターフェース
・Wi-Fi 6など高速通信に対応
・14型以上の画面サイズ（ノートPCの場合）
・光学ドライブ内蔵（必要な場合）
・カードリーダー搭載（必要な場合）

オフ利用に向いたマウスコンピューターのPC

それでは、オフ利用に向いたPCには具体的にどのような製品があるのだろうか。ここでは、品質・サポートの高さで評価されるマウスコンピューターのビジネス向けPCブランド「MousePro」から、いくつかおすすめの製品を紹介していこう。

L光学ドライブ内蔵で多目的に使える「MousePro-NB541F」

「MousePro NB5」シリーズは、15.6型フルHD液晶ディスプレイと光学ドライブを搭載しながら、2kg前後の軽量ボディを実現したノートPC。CPUにCeleronを採用したエントリーモデルから、Core i5やCore i7を搭載したモデルまで幅広いラインナップが展開されている。本製品は、そのうちCore i3-1115G4プロセッサーを搭載したエントリーモデル。LAN、D-Sub、HDMI、USB 3.0、USB 2.0×2、ヘッドホン出力/ヘッドセット端子、マイク入力端子、SDメモリーカードリーダー、DVDスーパーマルチドライブなどインターフェイスが充実しているにもかかわらず、質量は約2.03kgに抑えられており、ソファでリラックスして使いたい場合も気軽に持ち運ぶことができる。税込10万円を切る手頃さも魅力的。BTOではBDXL対応BDドライブやWi-Fi 6にカスタマイズすることも可能なので、Blu-Rayタイトルや動画配信サービスを楽しみたい人にもおすすめだ。

MousePro-NB541F（98,780円～/税込）

  • MousePro-NB541F

【基本スペック】CPU：インテルCore i3-1115G4プロセッサー、グラフィックス：インテルUHDグラフィックス、メモリ：8GB、SSD：256GB（NVMe Gen3×4）、サイズ：W361×D256×29.1mm（折り畳み時/ 突起部含まず）

⇒MousePro-NB541Fの詳細はコチラ

ディスプレイ背面に取り付け可能な小型デスクトップPC「MousePro-M600F4」

「MousePro M」シリーズは、横幅28mm、重さ約573gという小型軽量ボディのデスクトップPC。VESA規格対応マウントを標準付属しており、ディスプレイの背面に取り付けて机周りをスッキリ利用できる。CPUにCeleronを採用したエントリーモデルからCore i5を搭載したモデルまで用意されており、用途に合わせて必要なスペックを選びやすいのも特徴。本製品は、そのうちCPUにインテルCore i3-1115G4プロセッサーを搭載したミドルモデルで、Webブラウジングや動画視聴などのオフ利用を快適に楽しめる性能を持つ。インターフェースも充実しており、HDMI、D-SUB、USB 2.0×2、USB 3.0 Type-C、USB 3.0 Type-A×4、LANなどを装備。またWi-Fi 6とBluetooth 5も標準搭載している。

MousePro-M600F4（96,580円～/税込）

  • MousePro-M600F4

【基本スペック】CPU：インテルCore i3-1115G4プロセッサー、グラフィックス：インテルUHD グラフィックス 620、メモリ：8GB、SSD：256GB（NVMe）、サイズ：W194×D150×28mm（本体/ 突起部含まず）

⇒MousePro-M600F4の詳細はコチラ

いずれも直販サイトではメモリやストレージなどをきめ細かくカスタマイズすることができる。また、1年間無償ピックアップ保証や24時間×365日電話対応など、手厚いサポートが受けられるのも魅力的。ビジネスPCの購入を検討しているユーザーは、一度チェックしてみてはいかがだろうか。

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